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カテゴリ:ようの事
お昼ご飯を食べ終え、私はのんびりと皿洗いをし、旦那は傍らでタバコをふかす…。
そんな、いつものお昼時。 旦那「あ、バカ…」 旦那の声に後ろを振り返ると、ようがしゃがんで額を押さえていた。 やっちまった! って顔をして。 どこかに頭をぶつけたのだろう。 まぁ、ぶっちゃけ、よくある事だし、ようも普段と変わり無いようだったから 「あらあら痛いね~」 と声だけかけて皿洗いを再開。 旦那「ありゃ。血が出てる。血が出てる」 旦那のちょっと焦った声。 しかし、こういう笑えない冗談を平気で言うタイプの旦那でもあるし…。 半信半疑で振り返ると。 手に付いた自分の血を見て 『なんじゃこりゃぁぁぁぁぁ!!!!』 状態のよう。 おでこも赤く染まっていて…。 旦那と私で駆け寄り、額の傷を見る。 旦那「あ~…。パックリいってるな」 1cm程の傷口が、半開きにした口のような感じで開いていた。 イヤン。肉が、脂肪が、見えてるぅぅぅぅぅぅ((((;゚Д゚)))) 旦那「あ~、血が止まんねぇ」 私「とにかく、傷口押さえて止血しよう」 布でようの傷口を押さえ、旦那に保冷材を持って来てもらって冷やす。 少しして傷口を見ると、完全に止血は出来ていないものの、 じんわりと滲む程度にまで出血は落ち着いていた。 旦那「ま、この位なら救急車呼ばなくても平気だろ。病院行って傷縫ってもらえ」 私「え、縫うの??」 旦那「2・3針くらいかな?縫った方が治りも早いし、傷跡も綺麗になるんだよ」 私「ヘェ…。そうなんだ…」 縫うほどの怪我をした事の無い私は、怪我に詳しい旦那の言葉にただただ頷くばかり。 私「病院って…外科の病院??」 旦那「そう」 私「じゃ、まだ1時前だし、ちょっと病院が開く前に調べてみる」 旦那「うん。じゃ、俺会社行くから。何か有ったら電話して」 旦那は昼ご飯を食べに会社から抜けて来ただけなので、一旦会社へ帰っていった。 早速調べる。 …歩いて30分位の場所にある病院が、この辺りでは一番午後の診察が早かったのでそこに決定。 調べ終わった頃、旦那から電話があったので 私「○○病院に行く事にしたよ~」 旦那「そうか。じゃ、俺も一緒に行くよ」 ひなもいる事だし、この申し出はありがたかった。 病院の待合室で20分程待たされ、遂にようの出番。 この頃にはようは何事も無かったかのように元気にしている。 旦那がようを連れて診察室へ行く。 私はひなを抱えて後からこっそり付いていく。 診察室のドアを全開にしてもらっていたのでお医者さんの話もよく聞こえる。 やはり3針ほど傷を縫う事になった。 ようが動かないように体を抑える旦那。 顔を抑える看護師さん。 ようは泣くかと思いきや…怒っている。 よう「ん゛~ん゛~ん゛~…」 顔を抑えられているので思うように言葉も出せず、唸って怒るよう。 …ま、泣くよりは良いか。 押さえつけられ、傷口を縫われているようを見て涙が出そうになるし、 ようの唸り声が可笑しくて笑いそうになるし…。 いや、でも、笑うのは不謹慎だろ。 泣いてるのを見られるのも恥ずかしい。 抱っこしているひなの胸に顔を押し付け、なんとか気持ちを落ち着かせている間に… 傷口の縫合は終わっていた。 看護師さんと旦那の手から解放されたようは、怒って泣いていた。 旦那によると、今回の怪我はクルクルと回転して遊んでいる内に 目を回してテレビ台に額をぶつけたとの事。 ばかねぇ…。 まぁ、この程度ですんで良かったけど。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006.11.09 12:09:24
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