まゆ式

・・・と画面に向かって叫びたい心境。
ジェラルドファントムはかっこいい。
スタッフインタビューで「醜い怪人にはしたくなかった」と言っていたが
「かっこいい怪人」ではまた少し外れるのでは・・・？
と、ちと意地悪なことも思う。
それほどジェラルドかっこいいの！！！
やばい、もういかれまくりです。

もうね。地下の「ファントム御殿（！）」へクリスを連れて行く時の
「足元、気を付けてね～」と言わんばかりの気の遣いよう。
おいっ、たいまつをそんなに近づけちゃ、熱いだろ！というツッコミはおいといて。
もう素敵すぎるのよ～。
あ～、書いたらキリがないです。

回数を重ねると初めは「お前が邪魔者なんだよ！」的なツッコミを入れていた
ラウルが好きになるから不思議。
パトリックの歌は安心して聴ける。「あ～、素敵ね・・・」と思う。
子守唄とかで聴きたいな。

ラウルは「優等生ゆえの苦悩」が出ていて、すごくいい。
だって、歌も優等生、ルックスは「爽やか好青年」だし、運動神経だって抜群。
馬に乗ったり、剣さばきも素敵だったもの。
クリスのことだって、真っ直ぐに愛している、と思う。
きっと小さい時から好きだったんだよね。think　of　meの一節を聞くと。
しかし、目の前でクリスの魂がファントムに奪われているのを知る辛さ。

だって本当に愛しているのはオレではなくヤツ、と気が付くんだよ。

それを知っていながら責めることなくクリスを愛しつづけるラウル。
そして気持ちを知っているから、あの猿のオルゴールを贈るラウル。
なんて優しいの。人間として素晴らしいの。
きっと一生、苦しんでいくのかな。可哀想だな・・・。

ラストはやはり号泣でした。

あと１週間でシネコンでの上映は終ります。
寂しいな・・・。最終日は大きなシアターでTHXで観れるみたい。
楽しみです、でもやっぱり寂しいな・・・。