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テーマ:映画館で観た映画(8573)
カテゴリ:映画
シネマ歌舞伎第一弾、十八代目中村勘三郎襲名記念、とチラシには書いてある。
何だか堅苦しいなぁ、と感じたけど、そんなことは忘れてしまう面白さ!!でした。 元々、歌舞伎は好きなのです。小さい時から何故か。 NHK教育の歌舞伎も見ていた。山川静夫アナの解説がまたわかりやすくて好きでした。 しかし、この「野田版鼠小僧」。 正統派歌舞伎、ではない。時代背景を無視した台詞だし、ギャグ多し。 アドリブ(?)と思える場面もたくさん。 テレビで見た歌舞伎とちと違うなぁ、と思っていたらイヤホンガイドもない、というし、 納得。 とにかく素晴らしいです!中村勘九郎(現:勘三郎)さん。 その他のキャストの方も凄い!素晴らしい! 大好きな獅童さん。幽霊役、いいっ!! 歌舞伎の世界の人、というのはやっぱりただの芸能人とは違う。 本当の「芸能人(芸に能力のある人)」だと思う。 勘太郎、七之助兄弟、前にテレビで見た市川海老蔵さんもそう、 とにかくその辺の若者とは何かが違う。 凄いオーラがあると思う。 そしてそのオーラを出すには本当に血の滲むような努力をしているのだ、と思う。 作・演出は野田秀樹さん。さすがだ。 決して押し付けがましくない、しかし強烈なメッセージを残すラスト。 文句なしに「楽しかった!面白かった!」と言える作品でした。 もし機会があれば歌舞伎座で歌舞伎を生で見てみたい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年05月14日 23時41分02秒
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