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ここ2ヶ月で読んだ本の感想を一気に書く。
まずはこれ。8月後半で読了。 「半島を出よ」、久しぶりにハードカバーで価格高、でも損はなかった・・・、と 言える。あたしが村上龍さんのファンだからなのかもしれないが。 登場人物紹介が何と!3ページもあり、「いや~、大丈夫かオレ?」 と思ったけど、全然平気。すんなり読めました。 そして、すごいです、すごいよ村上龍。 最後のイシハラの言葉とあとがきの龍先生の言葉がずっしりきた。 久しぶりに読み終えた後にずしーんという重さ、脱力感が残った本でした。 この先どんな本を読むかはわからないけどあたしの中では今年の「本屋大賞」です。 次にこれ。9月中旬で読了。 「嫌われ松子の一生」、ハードカバーの時から気になっていたの。 このタイトル、何だ???みたいな。 そして文庫版を見て「あら、素敵な鱗柄と鹿の子柄ね~」と思う。 帯には「映画化!主演:中谷美紀、中谷さんのコメント、松子を演じるために女優になったかも」だと! これは読むしかないべや!と購入。 感想はひと言で言うと「男運の悪い女の一生」と変えてもいいんじゃない? というほど男運が悪い。 しかし何に対しても全力投球の松子はすごい、と思う。 笙の最初と最後の態度が全く変わるのも違和感なくよかった。 中谷美紀さんがこの松子をどう演じるのかが楽しみ。 そして昨日読了。 「みんなの秘密」、これは好き作家、林真理子さんだし、この表紙のカラーが素敵だなぁ、と思って購入。 官能小説、なんだけど流石は林真理子さん、鋭いです。 短編でリレーのように繋がっていく物語。楽しかったです。 そして真理子さんの描写は上品なエロ、で好き。 この方、エッセーも腹かかえて笑うほど楽しい。やっぱり天才だ、と思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年10月30日 17時42分18秒
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