先日、我が４０年来の友人が家にお話に来たのですが、
そもそも、彼女の事が気になって電話したのは私。
日頃、忙しかったり特に用事が無い時には電話をしないんだけれど、
そのときには何だか気になって電話がつながるまでかけた。
・・・ご飯を食べ、お茶を飲んで、普通の楽しいオシャベリと
近況報告で話は弾んでいた。
と、その時に彼女の携帯が鳴った。
特に私たちは聞かれちぇまずい事も無いので、「ごめんね。」
と言って電話でお話。
・・・なんか変！内容が普通じゃない。
位牌だの仏壇だの。
あ～！やってしまった。
よくよく話を聞くと、彼女が手術で入院中に知り合ったひとで、
とても親切に話を聴いてくれた人だった。
そんな親切な人はとてもありがたいのはよく解る。
ところが、彼女がこの地を離れ、近くに友人もいなくなって
毎日悩みや、傷み、喜びを打ち明けるところがないため、
その人にたまたま出会ったところ、以前のようにすべてを
聞いて優しく接してくれたらしい。
そして、少しづつ、その道に入るよう進められた・・・
「決して宗教ではない」と彼女が言うものの、
私にしゃべってくれたことはすべて宗教団体の行っている事と
同じこと。
さらに名前を聞いたら、私が昔から耳にしていた団体。
あえて、その団体の名誉にかけて言わないが・・・
彼女はその全知全能の神様にすがりたかったらしい。
でも、実際今までのものすごく辛い中から彼女を導き、
強くしてくれていたのは可愛い子供たちと、
現在の旦那様であることにまちがいない。
どうして今になって・・・
成人した我が子に、そして一生懸命働いている旦那様に
すがってから考えても遅くない。
そして、すべてを捨てる覚悟ならその道に行けば・・・と、
私は思ったままを言った。
彼女はものすごく泣いた。
私も自分の弱い部分、恥しい部分をさらけ出して、どうやって
乗り切ってきたか話した。
人間、生身、どんなに強いふりをしていても、ふと心地よい
楽な方に転げ落ちる・・・
彼女は、お金を使い神様を得る事で脚を踏み外しそうになっていた。
これからは、少しの時間を大切な友達のために裂こうと思う。
話したいことを心に溜めないように。
さらにインターネットも薦めた。
書くことで気持が軽くなる事っていっぱいあるから・・・
今回は、私と彼女の心の神様が引き合わせたとでも言いましょうか、
話して、想いっきり泣いたことで少し元気になったみたいです。
私たちのお年頃は、自律神経が不安定になるのかな～
※もちろん、すべての宗教団体を言っているわけではありません。
家にだって、仏壇・神棚がありますもの・・・