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51歳 出師の表 (19年目)

51歳 出師の表 (19年目)

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2021.05.07
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よし!雨があがりました!

天気が良くないのでなかなか気分も乗りませんでしたが、

貴重な自由時間なのでとにかく乗りました。

せっかくなので行き先は南畑ダムか志賀島か悩みましたが、

うだうだで時間を食ってしまったので

近場で気になっていた旧筑肥線を辿ってみることにしました。



というわけで現在の筑肥線の始点となっている姪浜駅へ。

今はここから唐津までJRが通じていますが、

1983年までは博多駅から西鉄平尾駅をくぐって

小笹、鳥飼を通ってここ姪浜まで国鉄が走っていたようです。

要は今の「筑肥新道」ですね。



「走っていたようです」というのも、

私は博多区の生まれなので西区方面に親戚も用事もなく、

当時の筑肥線に乗ったことがありません。

この区間が廃線となったのと同じ83年の、

福岡市営地下鉄の室見ー姪浜間が開通したときには

わざわざ乗りに行って「地下鉄なのに地上に出たー!」というのを覚えています。

なので、今日はたどってみたかった、というわけです。



でも「たどってみたかった」とはいえ、

結婚してからは鳥飼に住んでたし、

西区に親戚ができたので、

この道自体は何百回も通ったことがあります。

六本松から小笹に抜ける線路跡地も​去年子どもたちと走った​し、

実は、今日は小笹から博多方面を走ってみたいだけなのですが、

それじゃあ「旧筑肥線跡地を辿った」とは言えないだろうと思って

姪浜から走ってみているだけです。

我ながら動機付けが面倒くさくて困ります。笑



姪浜から高速をくぐって、

室見川を渡る筑肥橋。

鉄輪のモチーフが唯一の名残ですね。



ここ新開橋から別府橋までは

この筑肥線跡ともう一本、2本の道路が並走しています。

同じような道路があって一見無駄に見えるけど、

10年以上も前に「そういえばここは線路だったのか」と気づいてから

初めてネットで筑肥線のことを調べました。

そこからずっと自分が知らなかった路線の全体像が気になっていたんです。

平尾大池のあたりも同じような道路が2本並走しているのも

不思議でしたが今となっては納得です。



おっとっとっと、

行き過ぎてしまいました。

ここがどうやら筑肥線の西新駅跡地。



西新とは言っても、

地下鉄空港線の西新駅とは1.5kmくらい南西に離れています。

あの集合住宅は当時からあったっぽいですね。



さて、東へ進んで早良街道を渡ります。

早良街道はよく出張帰りに西新駅から家まで歩いて帰るときに通ります。

仕事のモヤモヤを歩いて消化するにはちょうど良い距離です。

どんどん生活圏に近づいてきました。



小さな川を渡ってこの交差点は

長男と次男の幼稚園の送り迎えに電動自転車で走った交差点。

なんも懐かしくありません。笑



発見も感動も無く、次の鳥飼駅跡地を通過。

スイミングにかかりつけ医に床屋さんにと、

毎週のように来る場所です。

まあ、住んでたところですからね。



筑肥線跡地のロケーションとして別府橋は外せないでしょう。

結婚してこっちに越してきて

道路をまたぐ道路というのが一番謎だった陸橋ですが、

ここも線路跡地と思えば納得です。



樋井川を渡るといよいよ中央区。

ここも筑肥橋というようで、例の鉄輪マークがついています。

ホイール、欲しいなぁ。

ちょっとゴロゴロ感があるんですよねー。



六本松から先は南に伸びる遊歩道になっています。

ここまでは生活圏をぼちぼちママチャリのように走っただけでしたが、

やっとサイクリングっぽい感じになってきました。



ですが、交差点もあるし、

お散歩やウォーキングしている方もいるので、

ビューン!とは走れません。

全体で1kmくらいあるようです。



桜の季節に来ればよかったですね。

もともと次男くんとサイクリングで筑肥線を辿ろう、

と思っていた平坦なコースなのですが、

自宅ー姪浜ー博多ー自宅の全長で30kmくらいになるので

やめておきました。



子どもが喜ぶ経由地も目的地も無いので

単に辿るだけでは、

まさか「へー!筑肥線ってこうなってたんだー!」って

喜ぶはずありませんし。笑



ベンチやオブジェがあるので、

この遊歩道の中にも駅の跡地があるのかと思っていましたが、

どうやら駅は無いようでした。



最後の転車台のような広場を抜けると遊歩道は終わって、

笹丘の大きな筑肥新道に出ます。

文字通り、筑肥線跡の車道です。



ビューン!と登って、



ビューン!と下って、



笹うどんの先の公園のある交差点、

この辺りが小笹駅跡のようです。

「小笹駅は高台にあった」というサイトもあるので、

この写真の看板の上かもしれなかったですね。



きれいな道を少し進むと平尾大池。

よく野間大池と間違えます。汗

たしか以前はスーパー銭湯がありましたね。



この筑肥新道と並走している555号線とクロスして、

そろそろ西鉄平尾駅。



鳥?島?・・・ばし・・・

うーん・・・読めません!汗



昭和九年って書いてあるのかな?

この橋を筑肥線が走っていたんでしょうかね。

歴史があるのに残念な塗られ方です。

薬院の姿見橋も古くて「天神の由来」なので、

きれいに残してほしいなと思います。



さて、コンビニで休憩して、

西鉄平尾駅をくぐります。

ここを電車がくぐっていた映像に記憶があるような無いようなっていう感じです。

昔は堤防みたいな駅だったのははっきりと覚えていますね。

薬院は地上駅だったし。



くぐった先にあるサニーのところが筑肥線の筑前高宮駅跡地。

そういえば、この筑肥線跡の沿線には

圧倒的にサニーが多い気がしますね。笑



おっと!

日赤通りで途切れました。

渡った先にそれっぽい二つ細い道が続いています。

どっちだろう?



かに本家のある那の川の交差点まで廻って日赤通りを渡り、

二つあった細い道は南側のセブンイレブンの方が正解のようでした。

ここから先は本当に初めて通る道です。

たぶん。笑



那珂川を渡って博多区に入りました。

なんと、この橋も名前は「筑肥橋」。3つ目の筑肥橋です。

この橋は鉄輪のモチーフは見られませんでしたが、

機関車を思わせる親柱が素敵な橋でした。

大正の末に博多まで開業したようなのでその頃は機関車だったんでしょうね。



お!

車道としてはここで行き止まりのようです。



美野島陸橋をくぐって、

ここから先が美野島緑道。

さっきの「サングリーン梅光園 健康さわやかロード」と同じく、

筑肥線跡地を遊歩道にしてあります。

さあ!今日のお目当てが見えてきました!



これかー!筑前簑島駅!

どうやら当時のホームではないそうですが、

こんな感じにしてあると、

不思議と、うっすらと線路が見えてきました。



調べてみると、

「簑島」から現在の「美野島」という表記になったのは

私が生まれるちょっと前のようでした。



電車が走っていた頃は、

九松、パナソニックの職員さんで賑やかだったんでしょうね。



都会の穴場のような気持ちの良い公園を抜けて、

そろそろ終点の博多駅が近づいてきました。



おー!ここか!

美野島のアンダーパスの上に出ました。

サンアローボウル、懐かしいですね。

あそこだけ最後まで手書きのスコアだったし、

ヒモ靴でかっこよかったんです。

城山ボウル跡地の城山の湯もビルになったし、

プロレスの聖地、博多スターレーンもなくなりましたねー。



お!ハウステンボス号!

あんな風に筑肥線も博多駅に向かって登って行ったんですかね。



さて、そろそろ博多駅に到着です。

サイクリングというよりお散歩みたいな感じでしたが、

簑島駅跡地を見れただけで満足です。



自転車で博多駅に来るなんて学生時代以来ですかね。

昔は昼間の博多駅なんて人が全然いなくて、

博多駅の中を筑紫口から博多口までサーっと自転車で走り抜けてましたよ。

私だけじゃなくて色んな人が普通に、です。

博多駅といえばやっぱり黒田武士ですね。私としては。

つづく。






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Last updated  2021.07.04 17:30:01
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