51歳　出師の表　（19年目）

さて、筑肥線跡地を姪浜から博多までたどってみました。

まだ時間があるにはあるので、

父母の出発点、美野島の街に向かってみようと思います。



おっと！

シティ銀行が解体されるのは知っていましたが、

もう半分くらいになってました。

福岡検定で勉強しましたが、

建築家の磯崎新さんによるカッコいい建物でした。

見慣れたランドマークを失って、見たことない感じの光景です。

変わっていきますねー！博多も！

あの裏にバッティングセンターもあったんですけどね。



住吉通を西にサンセルコ方面に進みます。

普段は仕事でバスで通るので、

自転車だと新鮮でテンションあがります。

思わず立ち漕ぎ。



住吉から左に折れて美野島の商店街へ。

今ではここだけ昭和レトロが残っている貴重なエリアです。

北側の住吉エリアにもレンガ造りの古い建物が残っていたんですが、

最近、だいぶ減ってしまいましたので、

おそらくここが最後のタイムスリップ地区でしょうね。



やってました！「かどや」さん。

調べてみるとなんと創業101年め！！

小倉から博多に出てきた父と母が最初に住んだのがこの「かどや」さんの近く。

母の話でもよくこのお店は出てきました。

コロナ禍なので中に入るのは遠慮しておきます。



かどや名物のアイスキャンデーは

残念なことに「来週くらい」っていうことでしたので、

お稲荷さんと丸天を買いました。

これも美味しそうです。

それにしても、このテイクアウト用の小窓がたまらんですよ。



そっか、このエリアが戦前のままで残っているのは

空襲で焼けなかったからかもしれませんね。

こんな区画も当時のままでしょうね。

誰用の車線なんだか。笑



住吉神社でお昼を食べてもいいんですが、

もうちょっと先に寄りたい公園があるので、

ごはんを左手に持ったまま走ります。

手提げビニール、要りますね。



キャナルシティ博多脇の橋を渡って南新地へ。

昼間なんですが、シラフだし、

なんか勇気がいります。笑



濃厚接触の誘惑を振り払って清流公園へ。

中洲の一番南側、那珂川と博多川に分かれるところです。



前にも一度触れたことのあるように思いますが、

この清流公園にあるこの塔は、

昔、キャナルシティのあたりに作られた遊園地の広告塔だそうです。



前半の筑肥線跡にたくさんあったサニーも

こちらのグループでしたね。

福岡タワー、博多のパラダイス、

そしてこの博多町家寄進高灯篭、

これが私の福岡３大タワーです。

那珂川を眺めながら、

かどやのいなり寿司、父母と一緒にいただきます。