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カテゴリ:BRUNOで福岡72市区町村を走る!
昨日のお昼、社内の親友の訃報が入り、 全く受け止められないままでしたが 泣きながら東京やOBにまで連絡を回し、 電報やお花、お香典のとりまとめをして、 親友が写っている写真のデーターを持ち帰り、 夜中までかかって整理しました。 まだ全く現実感がありません。 入社は同期で歳は2つ上、享年51でした。 昨年の冬、ちょうどコロナがクルーズ船で騒ぎになってる頃、 胃がんが見つかり、 慌ててデスクに予防カバーを作ってあげたりしました。 2度の手術後、少しずつ回復して、 今年の夏には、ラーメンを食べたり、 奥さんに内緒でタバコを吸ったりも出来るほど回復していたのですが、 お盆を過ぎた頃からまた自宅療養になって、 緊急事態宣言が明けたらご自宅にお見舞いに行こうと思っていたら、 今月になりまた入院とのこと。 LINEでのやりとりも気弱な言葉が出てきて、 ちょっと危なさそうだなと思ったので、 面会謝絶であっても、 病院の受付に一日中座っていたら会えるかもしれないと思って、 行こうと思っていたのが今日か次の休みでした。 あとで調べるとその病院は緩和ケアの病院でした。 一昨日の会議でも、 「彼はまだお休みですが、健康には気をつけましょう。」 という話をみんなの前でしたところでもありました。 正直、「ひょっとしたら逝くかも」と思ってはいましたが、 せめてあと1回くらい、退院して来ると思っていました。 今日は休みで、 最後くらい何かお役に立てないかと いてもたってもいられないのですが、 じっと家にいてもできることはなく、 全く落ち着かないので自転車に乗りました。 遊んでるみたいで不謹慎な気にもなりましたが、 彼の闘病が刺激になって自転車を続けてきたので、 それをしないのも彼が気にするだろうと思います。 そう思うことにしました。笑 遠足の列ですね。 コロナが落ち着いてきて、 イベントがたくさん再開してよかったですね。 「おはよーございまーす!」と声をかけてくれる女子には、 「おはよー!」と返事しましたが、 「メリークリスマース!」とか言ってくる男子は 無視しときました。笑 彼にはお子さんが2人います。 うちより上で大学生と中学生だったと思います。 「苦手の二次関数を毎晩一緒に勉強した」 「もう大人だけど今でも抱っこしたいくらいかわいい」 単身赴任先で寂しくて泣いたりするほど 彼は家族のことが大好きでした。 私にとって子育ての先輩でした。 あー!いかん!いかん! 走りながらもついつい思い出したり、 訃報が伝わっていない人はいないか、 とか考えてしまいます。 運転に集中しないと危ないですね。 今日は、三瀬峠に挑戦します。 今年の目標は背振山なので、その前の前哨戦です。 親友の彼にもその話をしていたので、 きっと応援してくれると思います。 替えたばかりのハンドル日東M186STIは 身体に近く楽なポジションになり、 TRP-RRLのブラケットもがっちり握れて良いです。 ブルホーンのような感じです。 BBもシマノ製にしてみました。 ビフォーアフターは ビフォーをちょっと思い出せませんが、 漕ぎ出しは軽く、ペダリングはスムーズ。 シマノというだけで気持ち的には非常に安心です。 あれこれ替えたパーツの乗り味をチェックしたり、 鼻歌を歌ったり、景色を眺めたりしてみますが、 どうしても親友のことを考えてしまいます。 今日はライトを持ってきたので 曲淵隧道を走ってみます。 車も全然来ないので大丈夫でしょう。 とか言いながら、 途中で怖くなったので猛ダッシュ。汗 やっぱりトンネルなんて出来るだけ通りたくないです。 曲淵ダムから裏道を走って地鶏食堂に到着。 ちょっと昔は福岡県の地の果てのように思っていましたが、 走る度に近く感じるようになってきました。 まだ全然疲れていないので峠まで大丈夫そうな気がします。 今のところ。笑 ちょうどお店の開店時間のようで いいにおいがしています。 鶏飯弁当を食べようかと迷ったのですが、 今日は落ち着いた気分になれないので先を急ぎます。 今日は長袖で裏起毛のジャージを着てきたのですが、 さすがに暑くなってきました。 前回はループ橋の下まででしたけど 今日は三瀬峠まで上がるので 疲れないように淡々とペダルを漕いでいきます。 野河内大橋からの昔話のような眺め。 そして相変わらず怖いです。 フェンスが低すぎるんですよね。汗 眺めはいいけど。 とりあえず前回のゴール、 ループ橋の下までやってきました。 足も尻も心拍数もまだ全然大丈夫です。 だいたいここまでで300m、 三瀬峠の半分の高さ。 ここからまだ300m上っていくので水を補給。 いざ!三瀬峠! もちろん左の峠道を進みます。 右の有料道路に「自転車も通ります」の看板。 誰がっ!?笑 あそこを自転車で走ろうなんて誰も思わないですよ。笑 カイジかよ! 学生時代以来、 30数年ぶりの三瀬峠。 高1くらいだったかな。 当時は超低速で道路を蛇行しながら ペダルを踏み切れずに立ちごけしたり、 最後は押して上がって 敗北感しかありませんでしたが、 今日こそはリベンジです。 そうそう、こんな感じでした。 暑かったなー!あの日! 夏休みだったのかな。 ここだ、ここ。 記憶に焼き付いてる景色はここのカーブに違いありません。 先に行ってしまったみんなを下から恨めしく見上げました。 あの時は正直、もう帰りたかったです。笑 今日の秘策はこれ。 水と補給食が大事だということを最近覚えました。 さっきの長い坂を越えた後は そんなに厳しい坂は出てきませんでした。 くるくるくるくる・・・ あと何年、元気でいられるんだろう・・・ くるくるくるくる・・・ 歩けなくなったり、ボケたりするのかな・・・ 「27カーブ」? そんな番号の看板あったっけ?汗 あら? もうピークかも。 お! 佐賀! 着いた!! 三瀬峠、到着ーー!! 意外とあっけなく来れました。 特に何も目印みたいなのが無いけど 県境まで来たっていう達成感あります。 反対車線側に何か石碑みたいなのがありました。 「従是南肥前・・・」「従是北筑前・・・」 藩の境界だったのかな?関所ですかね。 帰ったら調べてみましょう。 (と思ったまま、まだ調べてません) このまま佐賀にサーっと降りていきたいですけどねー! 道も気持ちよさそうだし、 マっちゃんとか蕎麦とかどんぐり村とか吉野ケ里とか。。。 でも今日は通夜があるので遅くはなれません。 佐賀まで降りて自走して帰ると夜になりそうなので引き返して帰ります。 せめて輪行袋くらいあればいいんですが。 では! 三瀬越えの佐賀ロングライドはまた次回ということで!! とりあえず中ボス的な目標にしていた三瀬峠をクリアできました。 斜度がきつくなかったのであまり疲れずに登れました。 これで少しは登りの経験が積めたと思うので、 計画通り、年内に背振山に挑戦します。 背振って寒くなったら道路が凍結とかするのかな? アナトミックハンドルでの下ハンは 直線的な形状なので握りやすかったです。 ですが、 ブラケットポジションも握りやすくなったので、 ますます下ハンを握らなくなってしまいました。笑 シャラララララ・・・ ガッシャン!! へ!? 下り坂でクランクを逆回転させて遊んでいたら チェーンが落ちてしまいました。汗 漕ぐ必要がなかったので、 ループ橋のうどん屋さんまでそのまま下りて、 チェーンをハメ直しました。 どこかでWレバーを触ってしまったのかな? また落ちるようだったらチェーンキャッチャーがやっぱり要るかもしれません。 帰りは車が増えてきたので 曲淵隧道は歩道を通ろうと思います。 が、これが大失敗!笑 右側は、 手の皮がむけてしまいそうなほど凶悪なフェンスなので、 左の壁に足の裏をスキー板のようにして ザーっと押し当てながら進みましたが、 3回ほどフラついてしまってトンネルの壁に ズザザザザー!っと身体ごと寄りかかってジャージが真っ白に!笑 暗くて見えなったけど 壁に何か尖ったモノがあったら大ケガしてましたよ。汗 怖いと思うくらいならやっぱりダムに迂回して帰るべきでした。 帰りはお腹がすいたけど、 地鶏食堂にもコンビニにも寄らずに まっすぐ帰りました。 帰りは、行きよりも 亡くなった親友のことばかり考えてしまって 注意散漫になって危なかったです。 次第に落ち着かなくなり、 早く帰りたくなってきました。 こんな日に走っちゃダメですね。やっぱり。 事故のもとだと反省しました。 とにかく、 今日は三瀬峠をクリアできました。 次はいよいよ背振です。 でも、 1,000mとか想像つかんわー!笑 【本日のサイクリング】 走行距離:37.0km 獲得標高:598m とりあえず帰って腹いっぱい食べて ひげ剃って礼服を準備して出発時間まで昼寝。 彼がプロデュースしたお酒と 愛飲していたセブンスター。 そして昨晩整理した写真を持って通夜に行き、 奥さまやお子さまに時間の限り、 彼の功績と素晴らしさを伝えさせてもらいました。 私は同期なのに助けてもらってばっかりで、 いくら感謝しても感謝し尽せません。 通夜では何度も泣きましたけど、まだ実感がわきません。 でもとりあえず今日は飲むよ!ありがとうオッチー! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022.01.07 23:08:42
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