51歳　出師の表　（19年目）

30年前のサンツアーシュパーブプロ、

サンツアーの変速の位置決め機構はアキューシフトという規格。

対するシフターは現行のシマノの８速ＳＩＳ。



キャパシティも無理してるし、

うまくいかないだろうなと思っていたインデックスですが、

意外や意外というかバッチリシンクロしたようなので、

インナーケーブルを増し締めしてフィックスしてしまいます。

さて！

寒いけど久しぶりのサイクリングに行きますかね！

今回からは肉グルメの宝庫、糟屋郡を攻めたいと思います！



落とし物の置き方がかわいい！

いや、ちょっと怖いかも！笑



今朝の気温は１～２度くらい。

評判の良い「おたふく手袋」でも指先はまだ冷たいです。

日中は９度くらいまで上がるようです。



ウエアは前回同様に

冬用のジャージの下に「おたふく手袋」のインナー、

パールイズミのクロップドパンツの下にワコールのタイツ。

そして長男の部活用のハイソックス。笑

二重に着込んでいるので指先以外は寒くありません。



環状線沿いに御笠川まで15kmほど走って

やっと身体が温まってきました。

もう指先も大丈夫そうです。



憧れのシュパーブプロは変速は全段スムーズ。

前オーナーが組み込んだシールドベアリングのプーリーの音が

かすかにチャララララーと鳴る程度。



フロントは今までより変速が速く、

チェーンがガッチャンと落ちずに安心感が増しました。

リアもスパっと素早く変速しますが、

ちょっとレバーが重い感じ。

気のせいかもしれないレベルですけど。



それにしても、

30年以上も昔に雑誌でしか見たことのなかったシュパーブプロを

こうやって操ってるなんて不思議です！

そんなシュパーブプロに早く慣れてしまいたいです。笑



御笠川沿いを南下して太宰府へ。

今回の糟屋郡サイクリングは、

四王寺山を登って宇美町側から糟屋郡に入ろうと思います。

それにしても風が冷たい！



よく見れば梅が咲いてます。

梅の時期に大宰府を走るなんて偶然ですがオツですね。

でも太宰府が目的地じゃないので先を急ぎます。



太宰府駅まで来たので栄養補給。

ここの裏手から四王寺林道を上ります。

よし！肉まんパワーで頑張るぞ！



グウウウウゥゥゥーン・・・

あれれ！？

１ｍくらいでいきなり進まなくなったと思ったら、

ワイヤーロックを巻き込んでしまいました。



行き交う若い観光客の前を、

颯爽と走り出そうとした矢先だったので、

すこぶる恥ずかしいです。汗

ロックも切れてないし、

スポークも折れなかったし、

リムにもフレが出てなさそうなのでひと安心。



四王寺林道の入り口に、

ちょうど猿田彦神社の大きな祠があったので

サイクリングの無事をお祈りして出発。

いざ！久しぶりに上り坂です！



「連歌屋」！なんか素敵！

初めて知りましたが雅な地名ですね。



久しぶりなので

足腰を痛めないように無理せず行きます。



怯えたわりには、

そんなにひどい斜度の坂はあまりなさそうです。



四王寺山はそもそも高くないのですが、

無理せず中間にある岩屋城址で休憩しようと思います。

自分を労わりまくりです。笑



だいぶ息があがって、

重ね着してる冬用ジャージが暑くなってきました。



珍しく一度も足を着かずに上ってきましたが、

そろそろしんどくなってきました。



あれ？

岩屋城址はまだかな？

車が来ないので２車線いっぱいにアウト側を走ります。



もう半分以上は登ったような気もするけど。汗

通り過ぎた？



ありました岩屋城址！

思ってたより遠かった。笑



上まで自転車を担いで行こうかと迷いましたが、

距離があったら後悔するので下に停めて行きます。

実際には歩道の距離は短く、

担げない距離ではありませんでした。



おー！！

力強い石碑！！

すごいパノラマ！！



記念撮影用にやっぱり自転車を担いで来ようか、

とも思いましたが、これから先、

眺めが良い場所に来る度に担ぐことになりそうなので

やっぱりやめておきます。

撮影欲を抑えるのが大変です。笑



あの四角いのは、

さっき通ってきた大宰府政庁、都府楼跡。



あの細長い森は水城。

前回、四王寺に来た時よりも

こちらの方が見渡しやすいです。

城からこうやって見張っていたってことですね。



お！

こっちには「高橋紹雲公墓」。

道を挟んだところにお墓がありました。

大友氏の家臣なので大分のイメージでしたけど。



時間を惜しんで先に進みましたが、

今ごろ日記を書きながら調べてみると

戦国時代に攻めてきた島津軍に対して、

高橋紹雲がここで最期まで抵抗して玉砕したのが

「岩屋城の戦い」だということです。

そうだったのかー！



だから「嗚呼　壮烈」という雄々しい石碑だったんですね。

福岡に住みながら今ごろ学ぶことばかりです。汗

先に調べてから来れば見える景色も違ったでしょうねー。反省。



なだらかになった！

開けて来た！

そろそろゴールかな！？



山頂らしき場所に到着！

「焼米ケ原」という大野城の跡地だそうです。

これは眺めがいい！

あー！お腹が空いた！笑