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カテゴリ:我が家 我らの暮らし
今回の出張も前回同様に7時37分の特急北斗で札幌に移動。 朝市は前回行ったので、 今回は赤レンガ倉庫でも散歩しようと思っていました。 昨晩の久しぶりのお酒のせいか うっかり2時半に目が覚めてしまい、 あれこれ早朝の散歩先を調べてみるうちに 完全に目が覚めました。 歳なので最近はもう二度寝が出来ません。笑 さらに、 よくよく調べると今日の日の出がなんと4時5分。 4時!?笑 4時前から明るいなんて驚きです。 すぐに活動できるし、 特急電車まで3時間半もあります。 冗談半分で函館山までの距離を調べてみると 徒歩で1時間半、往復で3時間かぁ。。。 3時間なら間に合う! いけるんじゃない!? とサッサと着替えて赤レンガ倉庫を通過。 函館山、登ってみようじゃありませんか! 函館名物の100万ドルの夜景は 一度くらい見てみたいけれど、 飲んだ後だとロープウェイは終わっているし、 タクシーだと往復6000円だし、 前回も昨晩も敬遠していました。 まさか歩いていける距離だなんて 急に楽しくなってきました。 外は8度と、かなり寒いですが、 どんどん歩いて温まってきました。 福岡でいうと3月くらいの感覚でしょうか。 ウィンドブレーカーを持ってきて正解でした。 ここにも「ラッピ」がありました。 そして隣が 昨晩、先輩に教えてもらった「ハセスト」。 ここのやきとり弁当を食べてみたいけど、 開店前だし出発までに間に合うかどうか。 なんと! ガラナ!? これぞ函館という景色を求めて 赤レンガ倉庫地区から八幡坂を目指します。 もともとは6時くらいから散歩して、 この辺りで折り返す予定だったんですけど、 まさかあの山を登ろうと思うとは。笑 でも、まだ思ってるだけなので、 山道がヤバかったら密かに帰ろうとは思っています。汗 おおー!! これだー!! きれいだわー・・・ 夜明けの八幡坂。 もう、これでだいぶ満足かも。笑 ここに自転車停めて写真撮りたいなー! 元町のカトリック教会、 東本願寺函館別院の大きな屋根、 光の道のように輝く坂道。 真っ赤な朝焼けに照らされてすごく美しいです。 朝4時に歩いている人なんていないので、 ダイナミックな函館の朝を景色を独り占めという贅沢。 家族に写真を送ろうにも迷惑な時間だし ひとりでニヤニヤするしかできません。 函館山のロープウェイの駅。 営業時間は11:30からなのであと7時間後。笑 朝市で有名な街なのにもったいない時間設定です。 それにしてもあんなに上なんて登れるかなー! まだ4時半前なので3時間あるとはいえ 徒歩なのでちょっと時間に心配があります。 片道1時間半とのことなので、 デッドラインを6時として 時間がヤバくなったら潔く下山して 荷物はまだホテルなのでタクシーで戻りましょうか。 では、登山口を目指して進みます! ロープウェイの駅の先の道を進んでいくと函館山管理事務所があり、 ここから山頂まで登山道が始まっているようです。 いくつかコースがあるようですが、 山頂まで最短っぽい「旧登山道コース」というのを進んでみます。 山頂の展望台は334m。 油山の展望台より少し高いくらい、かな? 誰もいないので、 ちょっとだけ心細いですが、レッツ登山! これは後で調べると 函館要塞の貯水槽だそうです。 100年以上前に津軽海峡を守るためにつくられた要塞だそうです。 全くのひとりですが、車道を横切ったり、 ベンチや小屋があるのでまだ寂しくはありません。 車道を歩いた方が寂しくないのかもしれませんが、 行けるところまでは登山道で行ってみましょう。 やっと1合目。 思ったより遠くに感じました。 あと234m。 まあまあありますね。笑 まだ4時半くらいなのに、かなり明るいです。 そして道幅が広いし、 不思議なことに道がきれいです。 比較的まっすぐな道を登って2合目。 お地蔵さんかな?旅の無事をお祈りして次に進みます。 おっとっと!? 手のひらに収まるほどの小さな鳥がバサバサと 足元を慌てて飛んだり駆けたりして しばらく一緒に歩いていきました。 何かのヒナかな? それとも小さな鳥だったのかな? 残念ながら写真には写っていませんでした。 そして急に 北海道固有の鳥や植物に興味が湧いてきました。 耳をすましてみるとウグイス以外は 聞いたことのないような鳥の鳴き声がします。 真っすぐ登って、Uターン、 というのを繰り返します。 まだ3合目。 緩やかな坂なので楽しいです。 函館山の溶岩。 函館山の野鳥。 植物もきっと九州とは違うんでしょうね。 ゆっくり調べながら歩きたいけれど、 そこまではちょっと時間の余裕がありません。 道の両脇には、 この大きな葉っぱがびっしり。 この大きな花もたくさん咲いています。 この雑草も大きいなー! 大きいと思うのは先入観かもしれませんが、 サイクリングで走っている福岡の山々とは やっぱりちょっとムードが違う気がします。 何より、クモの巣が張っていない、虫が来ない。笑 ここで5合目。ちょうど半分です。 ぼっち山歩きにも慣れてきました。 虫だらけだったらギブアップしていたと思います。汗 左に進むと函館要塞の砲台や司令部があるらしいのですが、 特急に乗れなくなりそうなので真っすぐ山頂を目指します。 6合目。 山頂が見えてきました! 7合目。 山道はここで終わりのようです。 駐車場のところに砲台跡があるっぽかったのですが、 すぐには行けなさそうだったのであきらめて、 真っすぐ展望台を目指します。 最後に石段を登って展望台へ。 1年間自転車をしたおかげか タバコをやめたおかげか 息が切れません!これは発見です! よし!着いた! 登山口から徒歩で42分でした! あの景色は、 ここから眺めるのかな? あっち? まずはこれね! 函館山ー! 記念に撮ってもらおうにも誰もいません。笑 さっき歩いてきた函館港方面。 遠くの山は駒ヶ岳かな? さっきからちらちらと 100万ドルの景色は見えてるのですけど、 あまり見ないようにして、 一番上の展望台を目指します! はーー--るばるー来たぜ・・・ はーこだってーー--! おおおおおおー------!!! これはこれは絶景ですね! 目の前が田舎じゃなくっていきなり都会なので 夜景はものすごいんでしょうね。 想像以上に迫力ある景色でした。 撮るだけ撮って、 少し休憩して、すぐに下山。 設定したデッドラインは6時でしたが現在5時20分。 特急北斗は7時37分なので余裕はありますが、 シャワーも浴びたいし、朝ごはんも食べたいので、 出来るだけ早くホテルに戻りたいところ。 あの右側が千畳敷コースでしょうか。 こっちの眺めもきれいです。 登りですれ違った人はゼロ。 下りは少し人が増えてきました。 登りはひとりぼっちだったので、 おはようございまーす!と 声を掛け合うのが嬉しかったです。 山頂近くですれ違ったフル装備の登山者は チリーン!とクマよけの鈴を鳴らしていましたが、 それ以降、 すれ違った方は鈴を着けてなかったのでひと安心。 クマという存在を気にしなかったので少し焦りましたよ。汗 普段、福岡で登山をしているわけじゃないので、 これが北海道独特の鳥や植物なのか 全国にあるものなのかどうかも分かりませんが、 歩くスピードじゃないと気づかないものに出会えて面白かったです。 もうすぐ6時、だいぶ明るくなってきたので 登って来る人が増えてきました。 みなさんすごく軽装なので、多分近所の方が 散歩やウォーキング代わりに登られている感じでした。 この曲がった木が私の腰みたいでしょ?と 年配の女性に笑顔で声をかけられ、 30年前はこの辺りにたくさん桜が植わっていたことを教えてもらいました。 地元の方をお喋りができて旅の楽しさを感じました。 山頂から30分ほどで登山口に到着。 まだ6時前、ホテルに戻って6時半。 シャワーくらいは浴びれそうです。 けど、 ちょっと左膝が痛くなってきたかも。汗 つづく。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022.07.27 08:22:10
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