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カテゴリ:今日のデキゴト
タクシーに乗務する時に大阪では必ずタクシーセンターというところで研修と地理試験を受けます。
本日はその研修の初日だったわけですが、今日は特別に警察の方が講師に来られていました。 通信指令室って知ってますか? いわゆる110番通報を受けてパトカー等に指令を送るところです。 最新の技術を駆使して即座にパトカーなどを配置してくれます。 待ってる時はとっても長く感じるんですけどネ。 タクシーはタクシー強盗や事故と無縁ではないので 時々こういった警察の方の講習を受けることがあります。 タクシー業界ならではの内容もあるのですが、それ以外に 今まで知らなかった、知っ得情報がありましたのでいくつかご紹介します。 まずは豆知識から♪ 【その1】110 110番は昭和23年に始まったが当時は都道府県によってバラバラだったらしい。 例えば大阪は「1110番」だったり… それでは、マズイってことで現在の全国版「110番」に統一されたとか。 世界ではどうか。 アメリカは「911」 イギリスは「999」 北京は日本と同じ「110」 フランスは「17」と2桁の国も多いらしい。 そしてなんとなんと スリランカは「 011-2433333」て…やずややずやのが覚えやすいやん こんな長い番号を緊急事態の時に思い出せるのか??? でもでも結構9桁の国もあるみたいデス… 世界の110番はコチラ ちなみに私は昔、104で深夜のバイトをしたことがあるのですが 「すいません、110番の番号教えてください!」って いう入電があったという話を聞いたことがある。 人はあせっている時とんでもない行動をしてしまうのですネ。 【その2】携帯電話からの110番通報 自宅の電話から110番⇒必ずその都道府県の指令室につながる 携帯電話から110番⇒近隣の都道府県の指令室につながることもある ※携帯って親切なことに電波状態のいい所を探してつながってくれるそうなので。 例えば、一度つながって通話中に電波が切れてしまう。 あわてて、かけ直したら別の都道府県につながるってこともあるそうです。 これについては転送などで対応してるとのこと。 知っ得情報♪ ★★もし山で2人以上で遭難したら★★ 携帯電話が複数あった場合は1つだけ電源を入れて後は電源を切るべし。 中継局が電波を拾いやすくするためと、電池の消耗も防げます♪ ★★画像110番★★ カメラ付携帯が普及しているこの世の中。 使いこなせていない方も知っておいて損はない!←って何の売込みやねん… 例えば、ひき逃げ事故とかひったくりとかを目撃したら 携帯カメラで激写してしまいましょう♪ とっさにそんな機転がきくかどうかはその時にならないと分かりませんが。 <携帯電話等による「画像110番通報メールアドレス」> gazo110@abeam.ocn.ne.jp ★★通報場所がどこか分からない時★★ 通報したはいいけど、ここどこやったっけ??? ただでさえパニクってると尚更現在地を説明できないらしい。 そんな時は道路標識を探せ!(大阪だけかも???) 一方通行とか駐車禁止とかUターン禁止など 街角に立ってるいろんな標識を支えてる棒にご注目を。 ちっこくて青っぽいシールが貼ってあります。 ここにある上の3桁と下の5桁の番号を言えばすぐに 指令室で詳細場所が分かるんだそうです。 実際の標識の画像を取ってきました→ (撮影:大阪市鶴見区の迎賓館前交差点) ドアップになってます(^^ゞ実際は標識を支えてる棒の部分なんでもっと細いし、シールもちっちゃいですヨ。 ちょうど目の高さの所に貼ってありました。 現在大阪市域だけらしいのですが順次大阪全域に取り付け予定だそうです。 *-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-* 大阪では年間に110番通報は114万件あるそうです。 これは警視庁の次に多い数字らしいです。 悲しいかなこのうちの3割はウソ・いたずら・問合せだったりする。 本当に緊急の方がつながらなくなったりするので絶対やめましょう(-_-;) 大阪府警察本部・通信司令室の詳細はコチラです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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