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昨日、娘が(また)チャーリーとチョコレート工場のDVDを見たらしい。晩御飯のときに「ホイップクリームって、泡たて器で鞭を打つみたいにするからホイップなんかあ~。でも、ほんまに牛を鞭で打ってホイップクリームが出てきたらおもしろいなあ。」と何気なく言った。
それを聞いていたダーリン、「ね、だから日本語は難しい。どうして鞭“を”打つの?鞭“で”打つんじゃないの?」と話に参加してきた。「それに、信号“を”曲がるって聞くと、信号機をぐにゃっと曲げる感じがする。信号“で”曲がるのはわかる。」 ここからは、「Mayuka心の中で考える」~ ん~、なるほど。でも、日本語では「鞭を打つ」のも「信号を曲がる」のも、まったく違和感がないなあ。ふむ~、でも、“を”と“で”では、ほんの少しだけど微妙にニュアンスが違ってくる気もするし。。。 ああ、もしかして「鞭を打つ」時には、鞭で打ってる人の側に立って状況を見ているけど、「鞭で打つ」時には、打たれてる人(?)っていう動作の対象が問題になってるのかなあ。 で、ここでMayuka発言する。 「ああ、きっとそれって動作の主体がどこにあるかに関係あるんとちゃうかなあ。」 間髪をいれず「え?ぞうさんの死体があるの???」と聞き返すダーリン。 「ぞぞぞぞうさんの、ししし死体~~~!!!」 ダーリンの頭の中で一瞬の間に流れたであろう数々の画像や映像(角を曲がるとぞうさんが死んでる?いやいや、鞭で打ったからぞうさんが死んじゃった???などなど)が想像され、いや~、久しぶりに涙流して笑わしてもらいました。 いやしかし、確かに日本語って難しい。 今や我が家では定番の笑い話となっている、食事が終わったときにダーリンが言った「さあ、みんな、ごちそうしよか。」しかり。 (彼は「ごちそうさま」のつもりだったが、家族内というインフォーマルな場にはふさわしくない?敬称の「さま」を省略したつもりだったらしい。でも、「パパ~、もうこれ以上食べられません~。」笑) また、逆に、あるとき、自分の非を認めて謝りたい気持ちを丁寧に表現するつもりで「それってお互いさまの責任だから」と言ったダーリンに、「お互いさまってどういう意味さ!!!そんな風に逃げるのは卑怯だぞ~!」と激怒してしまった場面しかり。 (「お互い」だと一緒にがんばろうって言う感じだけど、「お互いさま」って言われると「あんたも悪かったんだからあきらめてよ」っていう感じしません?) ともあれ、「動作の主体」を「ぞうさんの死体」とリピートしてしまった「父さんの失態」でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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