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みなさん!!!
実際には、こちらから振り込んではいないので被害にはあっていないのですが、いや~、危ういところで引っかかるところでした~。 皆さんもどうぞご注意!ということで、ここに書かせていただきますね。 (ほかのところにもまったく同じ文面を書きましたので、重なって情報を受け取られた方はご容赦くださいませ。) 先週の金曜日の午前中(10時ごろだったかと、、、)、いかにも公務員~って感じの若い兄ちゃんの声で「葛飾税務署の早川と申します。ハビック ロバートさんのお宅でいらっしゃいますか?」という電話がかかってきました。 その内容は。。。 平成14年度の年末調整による返金額のお知らせの封書を送ったが、そちらから返金受け取りの方法についての返事がないので電話をした。手続きの期限が今日なので、今から言う番号で国税庁に連絡して、担当者と直接やり取りをしてくれ。お宅の担当は、内線番号326の西谷です。じゃ! というような事でした。 この会話の中で、じっと聞いていただけではなく私のほうからも質問したりして、きちんと応答されたので、うかつといえばうかつなんですが、いや~、まったく疑いもしませんでした。で、言われた番号に電話をしたわけです。 すると、もちろん(?)内線番号326の西谷さんが電話に出たわけです。そして。。。 本人確認のために生年月日を教えてください。念のために、お電話をいただいた奥様の生年月日も教えてください。では、返金方法は銀行口座へのお振込みとなりますので、銀行名と口座番号を教えてください。今からコンピューターで振込みの手続きをいたしますので、通帳記入によって入金のご確認をお願いしたいのですが、ご近所に銀行窓口もしくはATMの機械はありますでしょうか?本日何時ごろご確認に出かけていただけますか?入金がされていてもいなくても、確認のために再度ご連絡をください。わたくし西谷と申します。 てな具合に話が進み、またまたうかつにも、何の疑いもせずに、聞かれるままに銀行の口座番号などなど伝えてしまいました。だ~って、このときも、こちらから質問をしたりあれこれ話をしていて、まったく疑問に思うような節がなかったのです。 で、その日は5時前にしか通帳確認に行く事ができなかったのですが、入金がされていない事を確認したので、とにかく、先ほどの番号に電話をしましたが、呼び出し音はなるものの応答なし。「役所ってとこは、5時って言ったらきっちり5時にはしめちゃうんだ~。」と思って、月曜日に、今度は昼過ぎに再度電話をしたけれどやっぱり応答なし。「世間の昼休みって、こんな時間だっけ?」と思いつつ、その日はもう電話ができなかったのです。で、火曜日に、今度は朝9時過ぎに電話したけど応答なし。「9時から仕事じゃねえのかよお!」と思いつつ、その日はもう電話をできるチャンスがありませんでした。 そして、一晩寝て冷静に考えてみて、「これはおかしい!」と思い、葛飾税務署の電話番号を調べて事情を話したところ、ここのところこの手の詐欺が横行しているとの話に、「やっぱり!」と思うと同時に「え~、まさか。。。」 一番の心配事は、私が渡してしまった情報によってどのような被害をこうむる事が考えられるか、だったので本物の税務署の方(こっちからかけたんだから確実に本物でしょう)にお聞きしたところ、実際にはこのあと第2ステップがあるんだそうです。 振込みがされていないので電話をすると、「おかしいですねえ。じゃあ、別の方法でお振込みさせていただきます。お近くのATM端末にお出かけいただき、そこからお電話ください。」となり、電話をすると「画面の“お振込み”というところを押してください。お振込先として、今からいう口座番号をご指定ください。その口座から、そちらの口座へお振込みをさせていただきます。」となり、結果として、自分の口座から相手の口座へとお金を振り込んでしまうと手口だそうです。 この第2ステップについて、そういえば、雑誌かなんかで読んだ事あるぞ!!!と思いましたが、同時に「まさか自分がまんまとしてやられるとは。。。」という愕然とした思いに包まれる出来事でした。 教訓。。。 かかってきた電話で、相手が「どこどこの誰々です。」といっても決して信用してはいけない。「すみませんが今手が離せませんので、折り返しお電話させていただきます。連絡先を教えてください。」という。その電話番号に電話をかける前に、ネットを使って、その「どこどこ」の本当の連絡先を調べる。(いまどき、たいていの会社や団体はHPに連絡先を掲載している。住所しか載っていなくても、それを元に104で調べられる!)番号があっていれば電話してもいい。番号があっていなければ、その番号ではなく110にかけるべし。でしょ? でも、私の電話番号はネット上に掲載していない(はず)ので、もし皆さんが電話に出たときに「Mayukaです~!」といわれたときには、"Hi, how are you?"とCarolyn風に聞いてください。"Fine, how are you?"とCarolyn風に答えたら本物です。あくまでも、Carolyn風に、というところがキーポイントですよ~。どう?だめかな? なお、税務署だけではなく、銀行に確認しましたが、銀行では、名前・住所・電話番号・生年月日という情報をもとに問い合わせのあった相手に対してそれ以上の情報を提供する事はないという事でした。ただ、通帳・キャッシュカード・印鑑の3点のうちいずれかが何らかの理由で自分の手元にない状況であるならば、すぐに口座からのお金の引き出しができなくなるように連絡してくださいとのこと。 また、警察に対して連絡をしておけば、万が一何か不審なお金が引き出されたときに、そのお金を取り返す(誰かに補填してもらう)方法があるそうです。 ということで、私も早速警察に連絡しておきました。 年末のあわただしい中、みなさんどうぞご注意ください。 ちなみに、「国税庁」だといわれて教えられた電話番号は、03-3435-8385です。昨日の朝にかけてみたら、やっぱりまだ呼び出し音が鳴りました。逆探知とかして、警察でお縄にしてくれるってのはできないのかなあ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年12月22日 11時53分26秒
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