お星様になったじんべい
久しぶりの日記がこんなに重たい内容になるなんていったいだれが想像できたんだろう。。2006年4月7日、金曜日の22時30分、じんべいは静かに息を引き取ってしまった。。。まだ、たったの3歳と2日。日数に換算して1096日と22時間30分。。。4月5日にやっと3歳になったばかりだったのに。。。あまりにも突然で今でも思い出すだけで涙が止まらない。もともと極小サイズだったじんべい。元気だった頃の体重でも1.5kgくらいしかなかったのに最後には800gになってた。。。3月に入ってからじんべいはゴハンを食べたり食べなかったり、でも確実にその量は減っていたのに軽い気持ちでフードを切り替えてしまったから美味しくなくて量が減っているのだと勝手に思っていた自分。。。でも息を引き取る2,3週間前になるとあばら骨が肉眼でもわかるほど見えてきて、内臓から下は細く、手足の肉も落ちて骨ばって。。。病院へ連れて行ったけれど原因がわからず採血しようとしても血管が注射針よりも細すぎて採血も出来ない状態。。毎日通院して点滴を打つこと1週間。食欲も出てちょこちょこまた前みたいに動けるようになって少しづつ本当に少しづつだけれど良くなってきてたと思っていたのに、、、。亡くなるその日も病院へ行ってまた1週間後に診てもらうはずだったのに。お薬だって1週間分ももらっちゃったのに。。。一度も飲まずにそのままになっちゃったね。。。病院から戻ってゴハンを美味しそうに食べたよね。。。それからもなかと暖かいストーブの横でいっしょにくつろいでいたよね。。でもしばらくしたら私が何度も声を掛けてもそれから立ち上がることは無かった。。。起き上がれなくても呼吸が苦しくてもそれでも「じんくん?じんくん?」って何度も言うママに弱弱しかったけれど一生懸命尻尾を振ってくれたよね。。。でも、だんだんそれも出来なくなって。。。息するのも苦しそうにハァハァして小さく「クーン、、」って泣いたね。。。なのにママ何にもしてあげられなくてごめんね。1週間以上通って採血してもレントゲンを撮っても原因がわからなかったのに最後を看取ってくれた動物病院の先生はじんくんの病気をすぐに見つけてくれたね。あんなに短い時間で私たちにテキパキと質問して処置も早くて今まで通っていた先生には見つけられなかったのに口の奥のリンパの腫瘍を見つけてくれた。でも、先生は「これ以上処置をしてもこの子が苦しいだけですから、苦しみが続くだけですから、もうやめましょう。」と。。。涙が止まらなかった。信じられなかった。さっきまで美味しそうにご飯を食べていたのに。数時間前にはパパを玄関まで嬉しそうに尻尾を振って迎えに行ったのに。いったいじんくんに何が起きたの?考えても考えてももどうしてかさっぱりわからない。わからなすぎて頭がおかしくなりそうだよ。体の震えが止まらなかった。。。若年性悪性リンパ腫。。。犬のガン。。普通だったら発病するのは6歳くらいからなのにじんべいはたったの3歳でこの病気になって人生を駆け抜けてしまった。。。きっと小さいじんべいの体の全身を病魔はあっという間に蝕んでいったんだろうね。。。ごめんね、もっと早く気が付いてあげられなくて。。。リンパの腫瘍はじんべいの体の大きさに比べたらかなり大きい腫瘍だったようでこんなに大きな腫瘍は見たことないって先生が言っていたっけ。。。でも早期発見できていたとしても多分これでは助けることは出来なかったでしょうとも言われた。どうしてこんな小さなじんべいに病気が?どうしてって何度も何度も思った。どうして神様はこんなに小さいじんくんを天国に連れて行ってしまったのかと。もっともっと一緒にいられると思っていたのに。。。早すぎるよ、じんくん。もなかを置いて先に天国へ行っちゃうなんて。。。気の強かったもなかもじんくんがいなくて毎日泣いてるんだよ。。。いつも2匹で一人前だったよね。。。日向ぼっこするときももなかと同じ寝姿だったよね。。。いつももなかのあとをちょこちょこ付いて歩いてよくもなかに怒られていたっけ。。。もっともっと色んなところに連れて行ってあげればよかった。。。元気になったらパパとママともなかの2人と1匹でじんくんの3歳の誕生日をお祝いしようねって言ってたのに。。。まだ後悔ばかりしている自分。。。楽しかった思い出もたくさんあるけれど、もっとこうしてあげればよかった、ああしてあげればよかった、そういう気持ちばかりが今は楽しかった思い出よりも先にきちゃうの。こんなママ、ダメだよね。。許してね、じんくん。この先どのくらいかかるかは誰にもわからないけれど、いつかはじんくんの思い出を笑って話せる日が来るのかな?ねぇ、じんくん。。。