妹の一言
妹が数日前からお店ごっこをしよう!とおもちゃを大きなかごの中に入れてお店を開いている。自分なりに考えてスケッチブックにお店の名前を書き、裏には休みの時のために「お休みです」と書いてあったり、おもちゃに紙で作った値札を貼ったり、細かく準備している。私はままごととかが苦手なほうで、商品を買うまねを一度してあげて、「また買いに来るね」なんて言って家事に回ってしまう。昨日の夜、そのかごをテレビの下に置いていたのだが、てつくんがそこにはいって行こうとした。すると妹が自分の大事なものを壊されると思い、てつくんを突き飛ばした。それを見て私はカチン、妹の頭をはたいてしまった。その手が少し目をついたようで、妹は目を押さえながらワンワン泣いて「てつくんなんか、いなかったらいいのに」と言った。その言葉にまたカチンときて、「泣くな!てつくんをいらんっていう子なんかお母さん要らんわ。」と言ってしまった!!妹も少し悪かったと思ったようで、でも「目、痛かった。たたかんでもいいじゃない。」と言った。普段から妹はままごと遊びが好きで、部屋の隅にいろんなものを集めてはごぞごぞしている。が、てつくんがそれをほっておくわけがない。集めたものをとりに言ったり、散らかしにいったりする。言葉で聞く相手ではないので、妹もどうしても手が出てしまう。この一言は普段から心に積もっていた言葉だなあ、と私もわかっていながらも、単純感情的なてつの母は手を出してしまった。----後悔ーーーーーーその後すぐに妹とお互いに謝って仲直りをして一緒に寝た。妹はしっかりもので、どうしてもてつくんのほうに手をかけてしまう。妹に寂しい思いをさせているのはわかりつつも、ほおっておいた母の責任である。妹と特別にかかわる時間を一日のうちで少しずつでもとってあげるようにしなくちゃ!写真はぴんくのかごにお店を開いている妹です。てつくんが邪魔しに行ったので私が本を見せて、てつくん、かごの前で本を見ています。