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テーマ:障害児と生きる日常(4429)
カテゴリ:家族のこと
みんなの新しい生活が始まった4日。
我が家の5人目の家族(厳密には4人目でしいちゃんが5人目なのですが) モモちゃんが天国に旅立ちました。 ママが長野にやってきた年の春に生まれたモモちゃん。 はあちゃんが4歳のころまではパパの実家(おばあちゃんち)にいましたが、 パパの出張が度重なり、 おやまのおうちにはあちゃんとママの二人ではあまりにもさみしくて、 連れてきました。 13歳でした。人間でいえば、もう相当なおばあちゃん。 日記には書けませんでしたが、このひと月ぐらいは元気がなく、 いつもなら朝出かけるとき、夕方帰ったとき、「わん!」と迎えてくれたモモちゃんが 出てこなくなりました。 食欲もなく、歩く姿もおぼつかない、 動物病院に連れて行きましたが、 「もう年だから…」というだけで、特に原因もわからず、 13歳、お別れの時が近づいているのは、何となく感じてはいたけれど、 はあちゃんにどう話したらよいのか。 あったかくなったら、今度はしいちゃんも一緒に散歩することを楽しみにしていたのに。 朝起きると、まずリビングの戸をあけ、ウッドデッキから 「モモ、おはよう!」と声をかけるのが日課でしたが、もう、朝のぞいても誰も出てきません。さみしいです。 3日ぐらいからまったく食べなくなり(それまではスプーンで口に運んでやればいくらか食べたのですが)、4日の朝、出かけるときには目を閉じたまま苦しそうに息をしていて。 「いってくるよ」と声をかけても反応なし。首輪も苦しそうでかわいそうで、チェーンもみんなパパが外してあげました。 夕方家に着いたら、息を引き取っていました。 ぐったりした体がまだ温かくて、もうちょっと早く家に着いていれば、と悔やまれます。 案の定、はあちゃんはいっぱい泣いて、4日の晩は泣き疲れて寝てしまいました。 しいちゃんはまだよくわからない様子でした。 昨日は家族4人で午後から動物の火葬場に行き、亡骸を焼いてもらいました。 台車に載せられ、連れて行かれるモモちゃんに しいちゃんも初めてただならぬものを感じたのか、 「やんや~」と少し泣きました。 お骨を持ち、帰る時も、 「なんでモモはいないの?」「置いてっちゃうの?」と言わんばかりに、 「わんわん?」「わんわん?」「やんや~。」「な~い!」とずっと言っていました。 それを見てまた私も涙が出てきました。 帰りに、ホームセンターにより、花の苗木と宿根草の苗を買いました。 庭にモモちゃんのお墓を作るためです。 チェーンを外すと、必ず寝ころんだ庭先に 何度も遊びに降りてしまい泥んこになって帰ってた沢も見下ろせる場所に 毎日「行ってきます」って声をかけられる場所にお墓を作りました。 モモちゃんにちなんで「花桃」の苗木をお骨と一緒に植えました。 モモちゃんがさみしくないように、私たちもさみしくないように、 シバザクラやワスレナグサ、ビオラ…みんな来年も咲く花を選びました。 この花が咲くころにまた、モモちゃんが元気だったころのことを笑って話せるように。 しいちゃんもいっぱいお手伝いしてくれました。 モモのチェーンををはずすと飛んで行って駆けまわっていた庭から、かき集めた花たち これもモモちゃんと一緒に天国に行きました。 2月末にはあちゃんしいちゃんと雪遊びをした時のモモちゃん、 この頃はまだ元気で、雪の中を飛んで歩いていました。 まさかこの1枚が最後の1枚になるとは思ってもみませんでした モモちゃん、天国で安らかに眠ってください。 そして、私たちのことを見守っていてください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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