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テーマ:障害児と生きる日常(4429)
カテゴリ:ひとりごと
今朝、朝の会でこどもたちと道路への飛び出しにかかわって「いのち」についての話をしているまさにその時、すぐ近くでサイレンの音が聞こえてきました。
「なんだろね~、火事かな?でも、煙が見えないよね。」なんてお気楽にしていた私。 それが、職場のすぐそばで起こった信じられない事件のサイレンだったのだと、知ったのはう休み時間の臨時の職員連絡会でだった。 子どもたちを動揺させないようにとそのことは職員室内だけの話にし、 3時間目は外に出て、パンジーの鉢植え作り。 飛び交うヘリが3機。 無邪気に「こんな近くで飛んでるの、初めて見た!!おーい!」と手を振っている子どもたち。 それが、取材のためのヘリだとも知らずに。 どうして、そんな簡単に人の命を奪えるの? 私の頭も心もキャパが小さいので、今日はそのことでいっぱい。 悲しいというか憤りに近い気持ちで。 でも、午後はしいちゃんのリハビリで2か月以上ぶりでこども病院へ。 廊下で、久しぶりに見た一編の詩。 この病院で小児がんと闘っていた女の子が天国に逝く数か月前に綴った詩。 心臓の合併症が悪くなって、しいちゃんを初めてこども病院に連れて行ったちょうど4年前。 この額の前で泣いた。しいちゃんにがんばって生きていてほしいと思って。 今日もまた、涙が出そうだったよ。 小さい命ががんばって輝こうとしているのに、その見本となるべき大人が簡単に命を奪って、自ら命を断とうとするなんて!! この広い世界がこどもたちの10年後、20年後、きれいなものであふれるで世界でありますように…と願わずはいられない夜です。 「命」 ゆきなちゃんの詩 命はとても大切だ 人間が生きるための電池みたいだ でも電池はいつか切れる 命もいつかはなくなる 電池はすぐにとりかえられるけど 命はそう簡単にはとりかえられない 何年も何年も 月日がたってやっと 神様から与えられるものだ 命がないと人間は生きられない でも 「命なんかいらない」 と言って 命をむだにする人もいる まだたくさん命がつかえるのに そんな人を見ると悲しくなる 命は休むことなく働いているのに だから 私は命が疲れたと言うまで せいいっぱい生きよう 電池が切れるまでより そんな母の気持ちを知ってか知らずか、行き帰りの車の中、嬉しそうにおしゃべりするしいちゃん。おやつの鈴カステラをママにもはいって分けてくれ、 「おいしいね~」とにっこり微笑む。 こんな時、やっぱり天使だな~と思うよ。(この頃は、普段は小悪魔だけどね) この笑顔、守っていきたいよ… 病院帰りの峠では今年初めて見る雪がちらちら舞っていました。 冬ですね…。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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