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テーマ:障害児と生きる日常(4433)
カテゴリ:しいちゃんのこと
1月5日はしいちゃんの4回目の記念日です。
何の記念日って…しいちゃんの第2お誕生日?? 私にとっては多分一生、忘れられない、 長い、長~い1日。 しいちゃんが心臓の合併症の根治手術を受けた日。 しいちゃんが生まれ変わった日。 体に十分な酸素がいきわたらなくて、 おなかがすいても、ほにゃ~とひと声泣くのが精一杯、 生後5か月だというのにやっとこ4000グラムのおちびちゃん。 こんな小さい体でしいちゃんががんばるのだから、 私もがんばらなきゃと、やっとの思いで立っていた、あの頃。 手術に本当に耐えられるの? また、かわいい笑顔を見れるの? 消えないでほしい、笑顔。 手術室に入ってからの6時間半。 ただただ無事に帰ってくることを祈るしかなくって。 一緒に祈ってくれた、家族に、お友達に…。たくさんの人たちの思いが通じて、 しいちゃんが再び目を覚ましたのは手術から5日過ぎてからでした。 (生後6か月の日に病院のベッドで撮った写真です) まだ、胸にドレーンが入っているんです。 ミルクも満足に飲めない状態だったのに、ママが必死であやすと、にっこり笑うんだよ。 弱いと思っていたしいちゃんが、なんて強いんだろう!とその時は思ったのでした。 手術前の弱々しかったしいちゃんがうそのように、 「おなかがすいたよ~」と大きな声で泣けるようになって、 シューシューミルクヲ吸えるようになって… こんなにも違うものかと驚きました! あれから4年が過ぎました。 しいちゃんの胸の金メダルはうっすらと目立たなくなってきて、 ママのあの時の気持ちも少し薄れてきてしまっているけど、 きっと毎年思い出すんだろうな。 おかげさまで、大きな病気もせずに、 相変わらずゆっくりさんで、おちびさんだけど…ご存じのとおりの元気娘。 この年末年始、毎日べったり過ごす中で 「ママ、だーいしゅき!!」と、首に手を回し、ぎゅうってしてくれるようになりました。 もう、ママはとろけそうです。 こんな日が来るなんて、思っていなかったよね、4年前は。 目をキラキラさせて 「ママ、みててね~!!」「ママ、ほら、ぴって~(見て~)!!」と、大きな声で話しかけ、私の手を引きます。 しいちゃんた指さす先には、どんな素敵なものがあるのかな? そっと、胸に耳を当ててみる。 とくん、とくん、絶え間なく続く小さな音。 生きてる、あったかい。 ここに、いてくれるだけで、幸せ。 これからも、ずっと、手をつないで歩いていこうね。 ママはしいちゃんが笑顔でいられるように、がんばるよ。 そして、ママを笑顔にしてくれるしいちゃんは、今までも、今も、これからも、ず~っと、ママの大事な大事なたからもの。 (たからもの1号は私よ!ってお姉ちゃんが言うから、しいちゃんはたからもの2号?) しいちゃんの寝顔を見ながら、そんなことをひとり思うママでした。 …4回目の記念日によせて。 …ドーナツのお砂糖を口の周りにつけて、なぜかおすまし顔(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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