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テーマ:障害児と生きる日常(4433)
カテゴリ:しいちゃんのこと
しいちゃん、先週、涙の卒退園の集いだったのですが
今週の希望通園日は4日間毎日通園していました。 あと4日、あと3日…とカウントダウンしていくにつれて ママの淋しさもMAXに やっぱりしいちゃんを退園させたくないなあ…なんて今さら思ってみたり。 そして本日最終日。 当のしいちゃんは毎日元気に園に行きました。 普段はバスで帰るしいちゃん。 先生方にきちんとお礼をしたいと思って ママは午前中はお仕事をがんばり、午後はお休みをもらい、 1時ちょっと過ぎになっちゃったけど、大急ぎで迎えに行きました。 いざ園庭に入ると しいちゃん、「ママ、来た~!!」と大喜び。 先生曰く、教室の窓のへばりついて外を見て待っていたんだって。 うさぎクラスでお世話になった先生、 きりんクラスでお世話になった先生と、4人の先生が待っていてくださいました。 迎えに行く車の中では お礼も言いたい、土曜日のオペレッタの宣伝もしてきたい、 先生たちと写真も撮りたい…いっぱい考えていたのに、 笑ってお別れしたい…って。 なのに、 先生方の顔を見ると、言葉にならなくて 涙が出てきちゃうんだよね。 しいちゃんはニコニコしながら、何度も何度も先生たちに 「バイバ~イ!タッチ!」って。 もうしばらく会えないってわかってるのかわかっていないのか。 うさぎクラスでお世話になった先生にギューって抱きしめてもらって。 そんな様子を見て、また涙た出てきて。 「ありがとうございました。また遊びに来ますね」っていうのがやっとでした。 だから、園で言えなかったこと、言いたかったこと。 残しておきたいと思います。 園で初めてできるようになったことがたくさん。 おまるで用をたせたとき、 お座りができたとき、 はいはいができたとき、 たっちできたとき、 あんよできるようになったとき、 何やら意味ありげな絵を描いた時、 「!&%$#’せんせい!」って呼んだ時… しいちゃんのありのままを認めてくださって、 どんな小さいことも見逃さず、一緒に喜んでくださった。 それが何よりもうれしかったこと。 ゆっくり、ゆっくりなしいちゃんの成長も、 「ああ、これでいいんだ」って安心できた。 しいちゃんのために通い始めた園だったけど 先生方の優しさに支えられて ママもしいちゃんと一緒に成長させてもらいました。 まだまだ、発展途上ですがね。 しいちゃんも、先生たちのことが大好きで、 園長先生の歩き方や 朝のお集まり、歯磨き、口の開け方や喜び方まで いろいろよ~く見ていて、何でもまねしてた。 もしも、しいちゃんがダウン症でなかったら、 こんなにたくさんの素敵な出会いがあったかな? 本当に、ありがとうございました。 これで、お別れではなくて、 きっと、またすぐに、しいちゃんと一緒に、先生たちに会いに行っちゃうんじゃないかな。 だから、「さようなら」は言いません。 生まれてきて、しいちゃんにとっての初めての社会がいずみ園で 本当によかった。 みんなにかわいがってもらって、人とかかわることが大好きになった。 まだ恥ずかしがりやだけどね。 いずみ園の退園はゴールではなくて、 やっとこスタートライン。 4月からの保育園がどんな生活になるのか不安だけど… きっとしいちゃんなら、みんなの中に入っていけると信じています。 夜は28日に音楽の会「スキップ」のみんなと出演する オペレッタ「僕らが見ていた山桜」の通し稽古でした。 早夕飯を食べ、出動! 約1時間半ほどの劇の中の第2幕の最初のお祭りのシーンで 10分間ほどですが太鼓をたいて、キャストの人たちと一緒に踊ります。 これが2回目のステージ練習。 しいちゃんも様子がわかって、やる気満々で太鼓の前で構えていました。 2週間前は太鼓の前で寝っ転がっていたのにね。 出番直前 明日、当日午前中とあと2回通し稽古があっていよいよ本番です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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