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テーマ:障害児と生きる日常(4433)
カテゴリ:しいちゃんのこと
6月2日~4日の2日間、しいちゃんの保育園では保育参観がありました。
仕事の都合でママが見に行けたのは、担任の先生が「しいちゃん、『くまさん歩き』とっても頑張っているからお母さんにもぜひ見てほしい!」と、ノートに書いてくれた、運動遊びのある2日のみ。 4日のクラス懇談会は、1・2校時知能テスト、3.4校時プール清掃というハードスケジュールの合間、ちょうど給食~5校時(専科の先生の時間で私は空き時間)だったので、6校時の児童会に間に合うように、とんぼ返りで参加。 しいちゃんの保育園での様子を見るのは5月15日に続いて2度目。 2日の保育参観。 園に到着して、ママが一緒に教室に入るとわかったとたん、はりきりモードになったしいちゃん。思わず手を出したくなるところをぐっとこらえて見ていると… リュックからシール帳を出して、シールをはり、タオルを自分のマークの場所にかけ…ロッカーに荷物を入れ…ゆっくりのんびりではありますが、自分で朝の支度をしました 朝のお集まりでは、やっぱりみんなと一緒に立たないでひとりイスに座り、おとなしくしていました。その間みんなが歌っている歌や手遊びは、家ではしいちゃん語でちゃ~んとやっているのになぁ。 その日の活動は、運動遊びと外遊び。 椅子を廊下に運び、スモックを脱ぎ、トイレに行って、ホールへ…。 こういう時には、お友達が一緒にいすを運んでくれたり、みんなと同じペースでホールに行けないので加配の先生がそばについてフォローしてくださいました。 ワンテンポ遅れて、2クラス、40人の列の中に入ります。 その後グループごとに移動して、「くまさん歩き」「カンガルージャンプ」「かえるとび」をグループごとに披露。 もうすぐ、あたちの番だよぉ。すでにくまポーズ。 大きくお友達に遅れることなくちょこちょこくまさん歩き。 後ろでいっしょにくまさん歩きをしているのが、しいちゃんについてくださっている「まうみ先生」です。 カンガルージャンプは半分まで来たところで、ママを見つけ、だ~っと走ってきてしまいましたが、かえるとびは、最後までできたよ♪ 後半は外遊び。 滑り台、運梯、お砂遊び、トンネル、ブランコ、登り棒…たくさん遊びました。 ずっと誰かと一緒に…ではなく、行った先々で、同じ年中さんや、年長さんのお兄さんお姉さんがしいちゃん、しいちゃんって、一緒に遊んでくれる…そんな遊び方でした。 年長のお兄さんやお姉さんは、 「しいちゃんのブランコ、押してもいい?」って聞いてから押してくれるのです。 お友達もお兄さんお姉さんたちも、強引にしいちゃんのお世話…というのではなくて、かかわり方がすごく自然で優しくて。 それが、とても嬉しかったです。 同じクラスのRちゃんと。 だんごむし集めがクラスではやっているそうで、しいちゃんも見せてもらっていました。 触れなくて、見るだけでした(笑) この日はここでタイムオーバー、バイバイしてしいちゃんは担任の、みお先生にバトンタッチ。 翌日の3日は、ママは見に行くことはできなかったのですが…、しいちゃんはお当番の日でした。近所で、しいちゃんが入園前から、しいちゃんの入園を楽しみにしてくれていた、同じクラスのわ~ちゃんのママが、しいちゃんのお当番ぶりを写真や動画でとってくれたの。 お当番バッジ自慢げに見せています。 この日の活動は製作。カップにシールを貼ったのだそうです。 隣に座っている紺色の服の子がわ~ちゃん。 で、しいちゃんはわ~ちゃんやわ~ちゃんママに 「くましゃん、おしりぃ~、おなじ~」などとお話ししながら作っていたんだって。 その後の外遊びでも一緒に遊んでもらい、すっかりわ~ちゃんママとも仲良しに。 「わ~ちゃんおかあしゃん、もってて!」とおしりを支えてもらい、運梯を渡ったり… 夜に来たメールには「今日はしいちゃんといっぱい遊んで仲良しになっちゃった」とあり、私もうれしくなっちゃいました。 動画では、 朝の会でのお当番の自己紹介では、恥ずかしくて下を向いてしまいボタンをいじっていました。自分の名前は言えず、みお先生が代わりに言ってくださっていたけど… 給食いただきますの挨拶は他のお当番さん(年長年中で計8人)と一緒に前に並び、手を合わせたり頭をぺこっと下げたり、一緒にしていました。 また後日、日記に書きますが、しいちゃんこの給食の挨拶が大好きなのです。 …と、昨日のくるみボタンのヘアゴムはわ~ちゃんとそのお姉ちゃんにだったのです。借りていたデジカメのカードを返す時に一緒に袋にれて渡したの。 4日のクラスの懇談会は10人ぐらいは来ていたでしょうか。 わ~ちゃんママと、保健センターでの検診でいっしょだった子のママ以外は話すのも初めて…入園式の時はやっと入園できて胸いっぱいだったのと緊張で、声も震え、涙をためての挨拶だったのだけど…今度はリラックスして、笑顔で話せたよ。入園式の時にははっきりとは言わなかったのですが改めて「しいちゃんはダウン症」だということ、そして「ありがとう」と「よろしくお願いします」を話してきました。 小学校のクラス懇談会のようなかた苦しさはなく、爆笑爆笑の懇談会でした。 お当番のときに名前を言えないのは入園して2年目のお友達にもいたし、ご飯を食べるのがゆっくりなのもしいちゃんだけでなく…「できない」「おそい」と心配していたことも、実は他のお友達もそうだったり…すご~く他のお友達に遅れているような気がしていたんだけど、そうではなくて…ちょっぴり自信がついたママでした。 年少さんの時に入園できず、1年いずみ園でじっくりいろんなことをしてきたことが、生活面での力をつけることができて、かえって良かったんだなあと思います。 今度は活発な保育園のお友達の中で言葉の面や運動面でたくさん伸びることができたらいいなぁ…楽しみです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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