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テーマ:障害児と生きる日常(4429)
カテゴリ:2年生♪
下校のお迎えの時。
珍しく、しいちゃん、泣きながら出てきた。 クラスのおともだちに慰められながら。 どうしたの?と聞く前に、 「あのねー、しいちゃん、今日はよかったさん、言えなかったから、泣いているんだよー。」 と、仲の良い男の子が教えてくれました。 休み明けの月曜日。 なかよしさんから原級への移動、 原級での帰りの支度が、あまり進まなかったようで。 さらに児童会の日でいつもより下校時間が少し早くて。 間に合わなかったらしい。 帰りの会で「今日のよかったさん」のコーナーで発言することを毎日楽しみにしているしいちゃん。 聞き取りづらい言葉に、一生懸命耳を傾けてくれるおともだち。 時々、とんちんかんな内容の時もあるけど、 「しいちゃんはそう思ったんだよ。」 「ま、いいか~。」 と、笑ってくれる。 歩きながら、 「そんな日もあるんだよ~。」 「明日、今日の分も発表すればいいよ~。」 そんな言葉をかけた。 青空で陽射しはジリジリ。風はさわやか。 こんな日は少々の道草も大目に見て。 同じ方面に歩くお兄さんがつかまえたオニヤンマを見せてもらったり 橋の上から用水路をのぞきこんだり。 田んぼ道で小石を拾って、側溝の水の流れにポチャンと投げたり。 のんびりのんびり歩きます。 そしたら… ニコニコ顔、戻った。 立ち止まって、ママの方を見て。 「あ!なみだ、とまったよ!」だって。 雨のち晴れ。 たまには泣いたっていいんだよ。 涙のわけをお友だちや先生がわかってくれているから。 思い通りにならないことだって時々はあるさ。 涙、ポロリンした分だけ、たくましく、なあれ!! みんなが笑顔になれるように…。私もできることをひとつずつ。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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