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カテゴリ:受験生雑記
僕の志望校では自由英作文が出題される。
しかも、かなり本格的なやつだ。 去年までの傾向が変わらなければ、120語以上の文章を書かねばならない。 で、そのために例文暗記を担任の先生から薦められたので、「英作文基本300選」を夏休みに入って毎朝取り組んでいた。 の、だが・・・。 1週間経ってテストしてみたら、あまり覚えていなかった・・・。 しかも、その間違え方というのが、そこのテーマとなる文法事項は合っていても、冠詞(a,the)や、語順(副詞句を先に持ってくるかどうか)の間違いという事が多い。 この方法、これではただ例文を覚えるだけになってしまい、応用の利く道具にはならない気がしてきた。 文法は去年、塾で一応完成させたし・・・。 今後、例文暗記を続けていくべきか、それとも志望校レベルの自由英作文を書く練習をすべきか。 というより、1週間75題、夏休みで300本全て覚えるのは無謀な計画だったのか。 そういうわけで、例文暗記がいったんストップしてしまっている。 今後どうあるべきなんだろうか・・・。悩むところだ。 さて、これは昨日の塾での話。 僕の通う塾では、師が個人の力や志望校に合わせて(といっても、使用教材はあまり多くの種類はないようだ)プリントを渡し、各自が取り組むという、寺子屋のようなスタイルである。 大手の予備校などとは大いにかけ離れたスタイルの塾ではあるが、師が1人で40年間続けてきた塾、合格実績は名高い。 で、僕は今、長文読解のプリントに取り組んでいる。 師曰く「これは有名な作家の書いた作品を扱っていて、内容がとても深いです」ということだ。 さすが、ヘレン・ケラーやヘミングウェイといった名作家のエッセー。確かに内容は深い。センター対策のプリントでは触れられるようなことはないであろう。 昨日、その問題集を見せて頂く機会があった。 それを見て僕は驚いた。 表紙が真っ茶色になっているのである。 どんだけ古い問題集なんだ!?と思い、発行年月日を確認した。 初版 昭和38年 第23刷 昭和47年 ・・・父が受験生だった頃とほぼ変わらない時期の問題集である。 師曰く、これを初めて見つけたとき、「これだ!!」と感動して、それからずっと使い続けている、と言うことだ。 まあこのようなことができるのも英語という科目の特性。 冷戦が終わり、ソ連が崩壊したこの時代に、昔の日本史や地理の問題集を使うわけにはいかない。 「英語の古典的名作」は、今この塾で生き延びている。 そして、この話はこれだけでは終わらない。 表紙に、編集した人の名前が書いてあった。 「○○大学 岩田一男」 !!! この人、僕の志望校の教授ではないか!!! まさかこんなところで運命的出会いを果たすとは。 というか、はじめまして、である。 師曰く、この人は当時受験生の神様と言われていた、とのこと。 今やインターネット時代。いろんな所に「○○予備校の誰某は神」などと書いてある。 「受験生の神様」という言葉がハイパーインフレを起こしている。 しかし、今ほど情報化が進んでいなかったこの時代。その時代において「神様」と呼ばれるとは、この人は本当にすごかったのだろう、と思う。 まさに、本物である。 師はいつも「君たちには常に本物を見抜く目を持って欲しい」と語る。 そして僕は、本物に出会うことが出来た。 ここまで本物に出会う事ができる受験生も、なかなかいないであろう。 本物と出会い、本物を感じる。 そのことでまた、英語長文読解が少し自信がついた気がする。 だから・・・問題はとにかく英作文なんだよ・・・。 なんとかならないものか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.08.07 23:50:29
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