|
テーマ:中学校日記(497)
カテゴリ:教育問題を語る!?
昨日、センセーショナルなニュースが流れました!
とは言っても、一般の方には興味のない事でしょうが、、、 京都にある「わたしの仕事館」が、廃止になる と合意された模様。 「私の仕事館」は、 京都府精華・西木津地区の約8万平方メートルの敷地に、 3階建て延べ床面積3万5000平方メートルの巨大施設です。 児童、生徒をはじめ若年層のキャリア教育を目的に、 雇用・能力開発機構が約580億円を投じて開設、 2003年3月にオープンしたもの。 小中学校の体験学習や修学旅行生など 年間三十数万人が訪れていますが、 開館以来、毎年20億円近い赤字が続いています。 うちの学校では、2年生の春に、京都研修で ここを利用させてもらっています。 というか、ここがあるから、京都に行っています。 2年の春に「私の仕事館」で体験し、 秋に職場体験、、、と言う風に続けるために。 廃止となると、学校の教育計画にも 大きく影響していきます。 本当に驚きです。 ニュース番組では、無駄な税金を浪費した ハコもの行政のマイナスの象徴のように扱われていますが 体験させてみると、貴重な体験ができる施設である事は 確かです! まあ、実際に行ってみると 超広大な敷地に、メチャきれいな巨大な施設。 3階まで吹き抜けになった総ガラス張りの巨大ワンルーム的な空間。 真夏や真冬の冷暖房代を勝手に心配させます。 従業もあっちこっちにたくさんいて、 オーバークオリティは否めません。 人件費だけでも、民間なら倒産間違いない感じです。 最初の計画段階での基本的な経営感覚の欠如や できてからの運営方法が、親方日の丸だったのは確かでしょう。 でも、2003年に580億円かけて作った物を 例えば、2008年に廃止したとして、6年間。 その間に出る赤字が、年間20億×6年=120億円。 総計 580億+120億=700億円。 6年で割ると、700億÷6年=1年当たり、およそ120億円。 ちょっと早すぎじゃありませんか? 老朽化で、修理代がかさむと言うなら、仕方ないですが これをもう14年使用すれば、 580億+20億×20年=980億円 20年で割ると、980億÷20年=1年当たり、およそ50億円。 これから、経営方法を見直せば、 年間20億円の赤字も圧縮できるはず、 とにかく、これだけの施設と環境を捨て去るのは もったいない! そう思うけどな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[教育問題を語る!?] カテゴリの最新記事
|
|