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カテゴリ:つれづれ
8月28日、フ~さん、今度は耳鼻科に行くことにした。
右耳の聞こえが悪くなっていて、事故以来、においもわからなくなっているからだ。 耳は、事故とは関係なくて、プールの水が原因かもしれないと本人は言う。 ネットで調べると、近くに耳鼻科は3軒あるが、どこがいいかよくわからない。 ちょうどそこに、シャアの扁桃腺がはれ、セイラが鼻をかんだ後耳が痛いと言った。 そこで彼は考えた。 乳幼児医療費は無料だから、子どもたちを使ってどの医者がいいか見極めようと!!!(爆) まず、子どもたちの保育園の近くにあるA耳鼻科に。 建物はわりと新しくてきれい。 さて、子どもたちの診察。 A医師は大きな声で、まずセイラを手早く診察する。 半年ほど前から鼻水が出ていると言ったら、「レントゲン撮りましょう、蓄膿だといけないから」って。 シャアの方も、ほぼ同じ手順で診察。 鼻にスプレーされて、ちょっと苦しそうなシャア。 シャアに対しては、「これでもっと腫れてくるようなら大変だけど、今のところは大したことはない。抗生剤を出しますからしっかり飲んでくださいね。」という。 私がフ~さんに、「抗生剤だって、いい?」 と聞くと、 それを聞きとがめたA医師が、「どういうことですか?!」と聞く。 「いえ、基本的に抗生剤を使うのには抵抗があるんです」と答える私。 それに対してA医師、 「あなた方がそう言うのなら出さないけど、私はプロであなた方は素人だ。私は必要だと思いますよ。 出さないと責任は取れませんよ、それでもいいですか?」 と脅してきた。 フ~さんに「いいですか?」ときいたら、「はい」と答える彼。 A医師「じゃあ出しませんけどね。 ちょっと待って、抗生剤いらないって言うんなら、レントゲンはいいの?!レントゲンだって悪いって言うんじゃない?」 まだセイラのレントゲン、撮っていなかったのだ。 フ~さんに「どうですか?」と聞いたら「いりません」と言う返事。 「それじゃ、抗生剤もレントゲンもやりませんよ。いいですね!」 A医師、気を悪くした様子。 私たちは保険証と診察券だけもらって、A耳鼻科をあとにした。 車の中でフ~さん「あれはだめだよ。次に行こう」 私「えー!本当にまだ行く気?」 「そうだよ。子どもたちにちゃんと治療受けさせたいし。」 そこで今度は、別のB耳鼻科へ。 ここは私が子どもの時からある病院。私自身はほとんどお世話になったことがないが、妹は中耳炎でここにかかっていた。 中に入ると、昔風の待合室で、雑然とした雰囲気。 フ~さんは、この待合室を見ただけで、感じるものがあったらしい。 前のところはギミックだったけど、ここはスタッフがちゃんと機能してる感じがするって。 問診表の質問事項も、A耳鼻科より詳しい。 子どもたちの問診表を記入している間に、「僕の分も書いといて」って。じゃあ受付の人にそう言わなきゃ(アセアセ)。 さて、うちの診察の番。 B医師は柔らかな物言いの50代位の医師。 診療室の中は、機械が多い。 頭につけている器具も、普通の円盤に穴があいている内視鏡ではなく、スタートレックのボーグのような感じ。 この人、メカマニアかも。 まずセイラの耳をそうじする。 セイラはくすぐったいのか、笑い出す。 耳に内視鏡を入れ、鼓膜の動きを見ると言う。 モニターになにやら映っている。これが鼓膜か? 次に鼻を見る。 アレルギー性のものかチェックするためセイラの鼻水を採取。 これ、A医師はまったくやっていない行為。 レントゲンも無し。 続いてシャアの番。 また最初は耳を掃除する。やっぱりくすくす笑い出すシャア。 鼻を見て、喉を見る。 それからフ~さんの番。 聞こえの検査をした後、耳にCCTカメラつきの内視鏡を挿入して、鼓膜を映す。 映った右の鼓膜は、正常な左側の鼓膜に比べて、黒い色で、周りの外耳道も狭くなっている。 さて、それぞれの診断結果。 セイラは、アレルギー性鼻炎だが、症状が軽いので今特に治療する必要はない。 シャアは、扁桃腺が大きいだけで、治療の必要はない。 ということで、薬も出ませんでした。 めでたい。 さて、肝心のフ~さんはというと、 事故によって耳の内部で出血があり、そのせいで聞こえが悪くなっているのではないかと。 もっと大きな病院での診療が必要だと言うので、CTスキャンを受けた総合病院の耳鼻科の紹介状を書いてくれることになった。 フ~さんが、あの病院の医師に対して不信感があることを言うと、「この先生は私の後輩ですから」とのこと。 それで紹介状をもって、翌日、総合病院の耳鼻科に行ってきたのでした。 その話はまた次回。 (続く) 今回の教訓: 医師が偉そうにしていても正しいとは限らない。 当たり前といえば当たり前のことだけどね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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