バブル時に投資哲学まで真似事では生き残れない
「株式投資を始めてから、多くの素晴らしいバリュー投資家に出会えた事は幸運である」バリュー投資家と呼ばれる人で比較的後続の人は、どうやら上のような意見を持っている人が多いようです。嘆かわしい限りです。誤解を恐れず言うなら、多くの素晴らしいバリュー投資家に出会えた私は出会わなかった多くの人より優れている、と自分を高く評価している人という感じがします。バフェットごっこやらバリュー投資クラブやら、右向け右、左向け左、と統制が取れているようで流石日本人だなぁと悪い方に感心してしまいます。投資哲学とは、投資に関するあらゆる知識を使いこなす為の知恵の基です。僕は投資哲学を確立してから、巷でバフェットごっこやバリュー投資クラブが流行り出したので、バフェットやらバリュー投資やらの投資手法は反面教師的な見方になってます。僕の投資手法は独自性が強過ぎてトリッキーなのですが、それでも一応投資哲学を基にして銘柄を選んでいる訳です。最近は、投資哲学の内容の大部分が他人の影響下にある人や、ころころ変わる人、そもそも投資哲学がないんじゃないかという人まで散見します。そういう人が、最初に書いた意見を持っていると、性質が悪いです。冷静になりましょう。行列のできる投資クラブを妄信するのはリスク大、です。楽天サイトを中心とした最近流行の投資クラブの皆さんは、自らのファンダメンタル分析の矛盾を書くべきです。バブルに突入した今こそ、自分の無能さを露呈するべきです。ファンダメンタリストは構造上反射神経が鈍くなる。従って理路騒然と曲がります。欲に目が眩んだ状態でファンダメンタル分析は出来ません。さあ今こそ、自ら煽動していた投資手法が徐々に変化している事を告白し、投資クラブ脱会を宣言するべきです。