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バリュー投資に騙されるな！

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2006年02月の記事

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投機無くして投資無し

投資とは投機の一部である。逆ではない。根本を腹の底から理解していない投資家は、結局知識ばかり増えても何も理解していない。行動の後で理解する。正解は良くない。紆余曲折して身に付けた自分にあった投資哲学が、巷のバリュー投資であるなら問題ない。納得のいく破産ができるだろう。しかし、巷のバリュー投資に自分の投資哲学をあわせるのは良くない。自分の投資手法が間違っているという確信を持った上で、それでもなおバリュー投資を続けているバリュー投資家が一体どれくらい居るのか。一体バリュー投資が正解だというのか？時間で構成された可能性を削ってまでも、健全な欲望をエネルギーに、０から１を作るのが資本主義。根本から矛盾している。何事も原理主義は良くない。潔癖症は良くない。完璧主義は良くない。

2006.02.28

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バリュー投資家について（攻撃）

所謂バリュー投資家の投資論は一貫しているべきである。つまり、株式は本来の価値より安く買ほど効率的である、というものだ。しかし、価格とは本来常に適正である。これが資本主義市場の大原則の一つである。この大原則は矛盾しているが、資本主義社会はこの矛盾の上に成り立っている砂上の楼閣である。潔癖主義者は退場すると良い。さて、投資をする以上は健全なる欲望で歪められた価値観の元、市場価格と本質的な価格とのギャップに着目し、割安な商品に投資する。客観的価値と主観的価値の違いに着目し、主観的価値が客観的価値よりも本質的価値に近いと言う欺瞞の元に投資を行う。しかし、この本質的価値と客観的価値，主観的価値の差に付いて彼らが全く理解していない事にそもそも辟易する。バフェット信者は投資の世界で一番利益を上げているバフェットの投資哲学を隠れみのに使っていないだろうか？そもそも、バリュー投資家において、バフェットの投資哲学を理解せずにさも自分達の投資手法が正しいと信じて疑わないこの異常な状況はなんだろう？彼らの怠慢はどこから来るのだろうか？何故バフェットの考え方に異を唱えないのだろうか？何故バフェット信者の投資哲学がバフェットのそれと大きく異なっている事に気が付かないのだろうか？バフェットが正解でないと何故声高々に宣言しないのだろうか？という事で、今後「むぎゅ」ではバフェット信者の信じるバフェット投資論や、バリュー投資家の信じるバリュー投資論、また彼らの持っている投資哲学と彼らの信じている投資哲学との違い、彼らの批判している投資哲学と彼らの認める投資哲学との類似性、これらについて書いていきたいと思います。お楽しみに。簡単にいえば、難易度低めの間違い探しです。こういう事を言うサイトは殆どないですしね。「むぎゅ」くらいやってみたっていいでしょう。取り合えず本を出版している人が、特に難易度が低くてやり易いです。個人名を挙げて攻撃するのは叱咤激励以外ではやりません。ただ、お金儲けに走っているバリュー投資家さんが増えてきましたから、営業妨害とか言われると嫌なので今の所控えています。突っ込みどころがない有名投資家さんは例外なくいないと思うんですが、知識だけは豊富だったりするので参ってしまいます。知恵がなくてもお構いなし、投資哲学が矛盾しててもお構いなしなんですね。意見・要望があればお待ちしています。どうせ明日になったらめんどくさくなる気分屋ですが。そうそう。何度も何度も書いていますが、「むぎゅ」は反バリュー投資家の投資初心者の為のサイトです。自分がバリュー投資家だという認識をしている人や初心者じゃないと認識している人は来ないで下さいね。

2006.02.23

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反転宣言！

皆様、お疲れ様でした。昨日予想した通り、昨日の後場から今日にかけてが底だったようです。いいですか、貴方の目の前は千載一遇のチャンスが転がっている訳です。ITバブル崩壊後、投資を始めた人はそのチャンスをものにして膨大な資産を得た訳です。今回のライブドアショックも同じように、膨大な資産を得る事ができる訳です。ところで、今回の暴落は投資家の性質を分ける暴落でした。自分にあった投資を心がけましょう。バリュー投資は安い時に買って高い時に売る筈です。バリュー投資に向いている人は昨日まで買い下がったはずです。

2006.02.21

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今は勝負の時。目先のリスクに惑わされ、本質的なリスクを取るな

簡潔に言うと、今日本の株式市場は小型株を中心に物凄く暴落していて、絶好の買いチャンスになってる。日経平均とかTOPIXじゃ大して下がっていないから投資をしていない人にはあんまり分からないけど、小さな会社の株は全体的に例外なくライブドアショック前から大暴落してる。これからは、日本も徐々にはっきりと二極化が進んでいくのは間違いない。株で損する事は大したリスクじゃなくて、今リスクを取ってチャンスを物にしない事が本質的なリスクになる。繰り返すけど、僕達の年齢で全財産がなくなったって、そんな事は大した問題じゃない。今リスクを取らないと、お金の価値はドンドン下がっていくから相対的に資産が減っていく事になる。毎年１０％資産が増えていけば、7年後には資産が2倍になる計算とかよく言われているけど、本当はちょっと違う。金利が上昇してインフレになっていってお金の価値が毎年減っていくから、毎年１０％程度では資産の実質的な価値はそれほど上がらない事になる。リスクを取るのは、早ければ早いほど良い。借金してでも株を買う時だと思うよ。知識と知恵がないうちは絶対に借金して投資したら破産するけどね。

2006.02.20

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僕はね

逆張り投資家たる者、暴落時に反転するまで買い下がって買い下がって買い下がるべきであって、怖くて買えないなんて言う位なら、いっその事目を瞑って馬鹿になって買い進んで破産した方が良いと思うのだよ。だから、「むぎゅ」では僕らは最終的に破産すると常々言っているのです。まぁ、今回は破産しませんよ。今日の後場から徐々に、或いは急速に反転していくでしょう。遅くても明日には反転の兆しが見えると思います。誰が株価を下げたいのか？もとい、バブルを防ぎたいのか？我らが万能通貨日本円の番人、日銀の福井総裁です。参っちゃいますね。よく、今回の調整は長引くと言う人がいますが、というかサイトを巡回していると頭の良さそうな人の９９％以上は今回の調整は長引くといっていますが、「そんな馬鹿な」今の日本にどれだけのお金があり、どれだけ経済が好転しているかが分かっていれば、さっさと日本株を買い占めれば大金持ち間違いなしなのは分かると思います。中期的に割安。間違いない。今は破産覚悟で買い進むべきです。そうでなければ逆張りなんて止めてしまえ！バリュー投資家なんて止めてしまえ！

2006.02.20

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本の紹介

最近の株式市場にワクワクしませんか？前にも書きましたが、短期投資は株価よりも材料が命、中期投資は安い時に買って高い時に売る、長期投資は増資を除いて株価に意味なし。総じて、株価というものは株券の販売価格です。安ければ安いほど良い。どうせ生涯株式投資を止めないんだから、株価が高くなっても割高になった株を持っているだけです。相対的に割高の株を売って割安の株を買うと言う事はみんな考えている事ですけどね。そうそううまくいかないから面白いのです。まぁ、こんな時は慌てず騒がず、じっくりと相対評価を行い、よさげな株を虎視眈々と狙うに限ります。余力がなければ、相対的に割高な株を売って割安の株を買えば良いだけの話です。さて、いつまでもなくなった資産を嘆いていているだけでは何も始まりません。その資産は元々貴方の実力で得たものだとでも思っているのですか？思いませんよね。それならば家で本でも読んで次の戦略を練った方が有意義です。という事で、本の紹介に移ります。今までややマイナーな本ばかりだったので、今回紹介するのは超有名所から。その名も「預金封鎖」、「預金封鎖　実践対策編」です。副島隆彦著、祥伝社出版。この本は読まれている方も多いんじゃないかと思います。探せば今でも本屋さんで見つかるんじゃないでしょうか。金融知識が全くない人でも分かるように簡潔明瞭に、誰も疑わなかった本質的な部分について、ズバリと露骨に表現しています。余りに切れ味抜群なので、読んでいて爽快感を覚えます。アメリカ主導の金融世界の地盤、増税と国債の関係、預金封鎖と資産税、石油と金の対立、などなど、幅広い分野についてギュッと凝縮されています。ここら辺、中身がスカスカのバリュー投資家さんの本も少しは見習って欲しいと思います。バリュー投資家さんの本はたくさん出版されていますが、僕は相変わらずどれ一つとして良書がないと思います。先月、某有名バリュー投資家さんが出版された本のみ、基礎の部分についてもある程度為になる事が書かれていましたが、相変わらず中身がスカスカでとても良書と呼ぶには恥ずかしい代物でした。ただ、グダグダ文句ばかり言っていますが、バリュー投資家さんに支持されている本にも僅かではありますが、良書と呼べるものがあります。これらの本について、「むぎゅ」で取り上げるかどうか悩んでいます。ちなみに、バフェット関連の本ではありません。僕はバフェット関連の本は多分全部読んだと思いますが、「むぎゅ」で紹介している本の方が優れていると思います。バフェット関連の本は斬新さがなく、読んでいて面白くないからかもしれません。例え多少間違っていても、斬新な意見が沢山載っている本ほど、読む価値のある本だとおもいます。株式投資に回答書は必要ありません。何故なら、回答は株価以外にありえないからです。しつこいですが、株価は常に適正価格と言っても、短期中期長期を全て織り込んだ今日の株価も、明日短期中期長期全て織り込んだ株価とは一致しないですよ。よく最近の暴落で株価はバーゲンセールだ、とか言っている人がいますが、バリュー投資のマインドコントロールにかかっていると思います。株価は常に適正価格。明日には適正でなくなっているだけです。

2006.02.18

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心配する事なかれ、楽観せよ

小型株が暴落しているにもかかわらず、個人投資家の信用買残が物凄く増加している事を悲観している人が多いですが、僕はあまり気にしなくてもいいと思います。これだけ暴落していても個人投資家が買い意欲旺盛と言う事は、日本の個人投資家の技術が向上している事に他ならないと思います。勿論、危なくなったら手仕舞いする事は必要ですが、若者がガンガン株式投資を始めている昨今、リスクを取って暴落時に投資する事、これは本来バリュー投資家のみんなが望んでいた事ではないですか？今ひとつ、バリュー投資家の人の哲学が良く分かりません。信用買い残の増加がそれほど悲観材料なのでしょうか？外資の売り越しがそれ程悲観材料なのでしょうか？現在の日本の置かれている状況、日銀の量的金融緩和解除やインフレ転換がそれ程悲観材料なのでしょうか？僕は株式投資はマネーゲームだと思っていますので、難易度が高くなって遣り甲斐が出てきたなぁと思っていますし、割安株コレクターなので、市場や保有株の価値が上がった事が素直に嬉しいです。そもそも、趣味というより生き甲斐、人生そのものだから長期的に下方トレンドになったとしても株式投資はやります。資本主義が崩壊して確率論的に損をするのが当たり前になっても、このゲームはやると思います。１枚のチャートに喜怒哀楽の全てが完璧に現れているこの芸術性。何一つ無駄な数字のない決算書の簡潔性。市場はいつでも阿鼻叫喚や狂喜乱舞の嵐。こんなマネーゲームは普通の変人なら止められません。例え全財産はたいたって惜しくない。そう、僕らは市場の主人じゃない。株価は絶対。神の見えざる手。いつ買っても適正価格。それなら自分の好きなようにやるのが一番良い。バリュー投資なんてクソ喰らえ！暴落自体を悲しむ投資家の気持ちは分かります。ただ、割安株コレクターには向いていません。そんな貴方はバリュー投資を心がけて下さい。最近は余り毒を吐かなくなったので、これから徐々に毒舌キャラに戻していきます。自虐やサイト批評の方が良い、という方がおられましたらご連絡下さい。気が乗り次第移行します。

2006.02.16

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絶好調

正に逆張り冥利に尽きる日ですね。といってもまだまだ今年のピークに達していませんが（＾＾；今日は１００点満点。みんなありがとう。（こういう日記は嫌いですが、調子に乗った逆張り投資家をご堪能下さい）

2006.02.14

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やっとこさ

基本（ファンダメンタル）の確立の前に、地盤の基礎（投資哲学など）の確立が重要だと、やっとこさバリュー投資家さんが議論していますね。次の段階、自己批判に進むのはいつになるのでしょうか。基本（ファンダメンタル）の矛盾を指摘し、基本≒基礎である、という結論にたどり着くのはもうちょっと先になるでしょうか。具体的には、「パクリ投資」の議論が盛り上がって久しいですが、議論がスマートでないなぁと客観的な立場では思います。極論。バリュー投資とは即ち投資信託である。正解があると安心する。

2006.02.12

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待ちぼうけ

半年ほど前からアインファーマシーズをもっているバリュー投資家さんが多くなりましたが、キャリアバンクについて書かれているサイトは皆無です。アインファーマシーズ買っているバリュー投資家さんは、本当に企業分析をしているのだろうか？と疑問になります。今回紹介するのは、そのキャリバンク。先日、札幌アンビシャスから札幌証券取引所に上場を果たしました。これで札幌アンビシャスはアルファトレンドのみという有様です。しかし、心配しないで下さい。そのうちキャリアバンクの子会社が上場します。もしくはいつの間にか上場しているかもしれません。その程度です。時価総額１５億円の会社なんて、簡単に指標が変わりますよ。バリュー投資家さんなら手が出ない銘柄でしょうか。まぁ、最近のバリュー投資は何でもかんでもOKみたいなので、この銘柄もありなのかもしれません。でもこの銘柄がバリュー銘柄だと言うバリュー投資家さんがいるのなら、投資哲学を根本的に問うてみたい。個人的には先行投資や無駄遣いで経常利益減というあたり、僕のストライクゾーンど真ん中です。現在株価は330,000円。それがどうしたのかと問われれば、どうもしないと答えるしかない株価ではあります。

2006.02.12

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意見が違ったからと言って

有名バリュー投資家の人と意見が違ったからと言って不安になる事はないですよ。間違いなく、貴方に独自の投資哲学が確立されつつある証拠ですから。貴方と有名バリュー投資家のどちらが正しいのか？というのは幼稚な発想です。そんなものどうだって良いんです。肝心なのは、他人に影響されない事です。勿論、参考にするのは構いません。こういう人がいるんだな、という事を知っておくのは参考になります。取り分け、ファンダメンタル屋さんの意見は大いに参考にするべきです。ただ、「参考にする」というのはあくまで自分なりの投資哲学があって初めてできるのです。投資哲学がなければ「鵜呑みする」事になります。間違いだらけですよ。有名バリュー投資家のサイトなんて。矛盾を見抜く力は重要です。中期投資家なら特にね。まぁ、間違いだらけだと思う僕の意見も勿論間違いだらけなんですけどね（自嘲）。

2006.02.07

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太陽都市

さて、我らがサンシティですが、利益率をまだまだ上げる気満々のようです。そろそろバリュー投資家さんが着目し始めるかもしれません。第二のアーバンだ、とか言い始めるんでしょうか。謎です。僕らのサンシティが汚らしい手でもみくちゃにされる、それを考えるとゲンナリしてしまいます。はい、嘘です。時価総額が半分だった半年前にフージャーズ大好きなバリュー投資家さんはサンシティを全く認めてくれなかったんですが、いい加減気が付いてもらいたいものです。サンシティは良い企業です。本当ですよ。まぁ、頑固なバリュー投資家さんになると未だに「サンシティに投資する人は馬鹿だ」くらいの事を言っていますので、バリュー投資派の人がサンシティを認めてくれるのはまだもうちょっと先の話しになりそうです。不景気から好景気への転換期、リスクを取ってガンガン攻める企業を応援しています。僕が大した知識もないのに株式市場でバリュー投資家さんよりも利益を上げているのは、この投資哲学の恩恵が大きいでしょうね。あと、破産を何とも思っていない変人というのも大きそうです。やはり、株式市場で良い成績を残している人は、悪い意味で個性豊かな人が多そうですね。

2006.02.06

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センスについて

株式投資で持続して良い成績を出し続けている投資家は、知識や知恵、それと最低限の運を持ち合わせている。しかし、そういう人の発言に注目していると、この３要素以外の秘めた潜在能力がある事が分かる。一般的に、この潜在能力を「センス」と呼んでいる。センスは、相場の空気を読む、資本の意思を読み取るのに必要とされる。センスの多くは、天性として身に付いているものではなくて、努力して身に付けるものだと僕は思っている。ここで言う努力とは、多くの本を読み、多くの人の話を聞き、多くの事を考える事。特に、センスのある人が書いた文章を読む事や、センスのある人の意見を聞く事は、自分のセンスを磨く事に多くの貢献をすると思う。本に関しては、どの本がセンスの良い人の意見が載っているかが分からないから、最初のうちは慣れるまで兎に角１冊でも多く読みまくるしかない。そうする事で、識別能力が身に付く。「むぎゅ」ではこれからもセンスのある人の意見が聞ける良書を紹介していきます。くれぐれもお楽しみに。

2006.02.04

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