パイオニア上場廃止へ
ついにパイオニアが上場廃止になるようで。パイオニアといえば孤高の技術屋のイメージがあります。経営戦略の誤りで急速に業績が悪化し、時価総額も減少。日本の企業には多いかな。パイオニアといえばカーナビが有名ですが、僕の中ではオーディオですね。未だに高校生から使っているCDコンポを愛用しています。壊れたら修理して、パーツがないだろうから修理できないだろうと言われながらも修理して、今ではカセットの個所が故障して聞けなくなっている状態で使用しています。壊れてラジオも聞けません。ただ、音は良いんですよね。修理したときに、「この時代のこのランクのオーディオは音が良いんですよ、大事に使ってやって下さい」と言われたのがもう15年くらい前かな。僕は結婚するまで殆どテレビを見ないで家に居る時は有線で音楽ばかり聞いていたので、本当に長い時間音を鳴らし続けてくれています。最近また有線加入して、音楽聞く機会が増えました。音質は未だに全く申し分ないです。この20年間、他の電化製品は全て買い替えて残ったのはCDコンポだけですが、これは買い替える気がありません。パソコンのアンプとスピーカーはかなり上質なものを使っていますが、それと比べても遜色ないんですよね。ケチ臭いと思われるかもしれませんが、実際は逆で、僕は全く貯金をしません。アベノミクスが始まってからは株式口座に入金も殆どしていませんし、保険も入っていません。収入は全て使っています。バリュー投資家みたいにケチなことはしません。お金なんて使えばいい。今の日本にはコストパフォーマンスが良いもので溢れかえっています。使わないで節約している方が馬鹿だと思います。そんな僕ですが、物は大切にする方です。良いものであれば猶更。ということでパイオニアのCDコンポを今でも愛用しています。パイオニアが上場廃止になって外資の傘下に入ってしまって残念です。技術力は今でもある程度の水準はあるでしょう。技術力やブランド価値はお金に換算し難いところがあります。技術力だけでは飯を食っていけないんですね。