率と額
1億円を超えてから、というよりは今年に入ってから、大抵1日の資産変動が100万円を超えるようになった。100万円となると結構な額だが、率にすると1%未満。1日の変動率が1%を超えるというのは、さほど珍しくもないこと。ただ、資産変動額で100万円と言うと未だに結構なインパクトがある。「おっ結構変動したな」という印象。逆に、200万円とか、300万円とかいう変動の時は、それほど驚かない。プラスでもマイナスでも、ストンと受け入れられる。「まぁ、この程度なら大した変動じゃないな」500万円とかの変動になると結構なインパクトになるのだろうが、今の所500万円以上の変動は暫く記憶にない。コロナショックはほぼ無傷だったし、その後の大暴騰にも全く乗れていない。もしかしたら、ライブドアショックまで遡るかもしれない。勿論マイナスだ。ただ、ほぼ全銘柄ストップ安のあの時でも、マイナス500万円の変動までは行かなかったような気がする。投資を始めてからずっと、率で考えていた。結局、大切なのは額ではない。僕はメダルゲームをやってるだけ。メダルを引き出して現金化して使う訳じゃない。僕は死ぬまで証券口座のお金は引き出さない。死んだら嫁さんに自由に使ってくれと言ってある。資産に対して執着がないのは徹底している。もしかしたら、全ての投資家で一番執着心がないのではなかろうか。それは大げさかもしれないが、僕より資産に対して執着心がない人は、何か人間として大切なものが欠如している欠落者なのだろうとは思う。僕がやっているのは投資ゲーム。老後の生活とか悠々自適な生活とかの為に投資しているのではないのだよ。僕は今時流に乗っている。投資ゲームは順調だ。ただ、それは増えた金融資産で贅沢できるとか、そういう詰まらない次元の為のものじゃない。