FACT FULNESS 13問全問正解したんだが
「10の思い込みを乗り越えデータを基に世界を正しく見る本」という副題の「FACT FULNESS」という本がある。ビルゲイツがアメリカの大学卒業生全員に無償で配ったという話もある本で、日本でも100万部売れているベストセラーだ。この本の最初に13問の3択クイズがあり、これ普通に全問正解してしまった。2017年に全世界で1万7000人に出して正解者が0人、1問間違いが1人いただけらしい。3問目の問題の正解率は日本人で10%、5問目の問題の正解率は日本人で6%、らしい。そんな問題で、全問普通にそれなりに正解の自信があり、普通に正解した。唯一長考して正解かどうか自信がなかったのが最後の問題、これは正解率86%らしい。この問題回答者には多くの知識人もいたようだが、成績は芳しくなかったようで、平均正解率とさほど変わらなかったらしい。回答者の平均正解数は13問中3問。5年前の回答とはいえ、この程度の質問内容の3択クイズで平均正解数が13問中3問、正解率がチンパンジー以下だ、というのはおかしい。一体、どうなってるんだ世の中は。※僕は頭が普通より悪いです。自分の頭が良いとか知識があるとか言いたい訳ではなく、オススメされて何気なく読んでみた本の最初にあった3択クイズ13問で、普通にそのままひねらず素直に答えて全問正解した問題が全世界17,000人全回答者で全問正解者無し、ということが書いてあってビックリしたという話。僕ですら全問正解したのだから、17,000人も答えたら全問正解者くらい絶対居るだろう。恣意的な何かを感じる。この本を読むとこの13問の3択クイズの正解率が上がるらしいが、全問正解者はこの本読む必要がないんだろうか。せっかく新書で買ったんだが。