8月25日(月) 中潮 満潮8:54~干潮14:47 日の出5:27
道浦丸(和歌山県加太)
仕掛け:船頭仕掛け(6本針)
餌:ビニール擬似餌(ピンク)
釣果:真鯛(36・34cm )2 マアジ37~30cm5 イサギ1
夏休みの初日だ。
ここ数年、ウインドサーフィンを始めたぐらいだから8年ぐらい、夏の船釣りには行っていなかった。近頃、ウインドの帰りに青空市場に寄って魚を買って料理するのが楽しみになり、やっぱり自分で釣った魚はもっと美味いだろうと、加太の鯛釣りに行ってきた。
前日に予約を入れたところ、4時15分までに来てと言われた。
そっか、時間は日の出に合わせているので夏は早いんやった。
いつもの鯛狙いは春秋に行っているので出船が5時なのだ。
2時に起きなあかんやん!
10時に床に入ったがウトウトしただけで、あまり眠れず2時過ぎに出発。
いつも寄るうどんとおにぎりの店で朝食を取る。
労使問題がうまくいかず、店員は皆来月で退職することになったと店員が常連客に語っていた。やる気がないのが味にでているのか、うどんの出し汁が薄くて頼りない味になっていた。
加太には4時前に着いた。ゲートが開いて船に乗り込む。
最近は9時半ぐらいまでで港へ帰るパターンでやっているそうだ。
9時以降はいくらやっても釣果は望めないらしい。始めてから9時までが勝負だ。
僕にとっては良いことなのだが、この日の釣り客は僕ひとりだった。
船頭は「わしも釣るよって、気にせんといて」
釣った魚は漁協に持っていくそうだ。なるへそ。
4時半出船。暗闇の中を何十艘もの船が走る光景に心がときめく。
海と空の境目が見えないので、宇宙を飛んでいるような錯覚に陥るのだ。
次第に空が赤く染まって朝日が輝きだしたころ、ポイントに着いた。
5時にポイントに着き、仕掛けを入れる。今日の擬似餌(ビニール)の色はピンク。
船頭にリールを巻き取る速度が遅いと言われ、スピードを上げた。
底について12~13回巻き取る。それの繰り返し。忙しい釣りだ。
6時前、仕掛けを落としてまだ底に着いていないのにふっと軽くなったかと思えばブルブルした感触。
糸フケを取るとアタリがなくなったのでバレたのか?すると強烈な引き!
巻き取っている途中、引きはさらに強くなっていく。
強烈な引きで上げてみると、大きなアジが掛かっていた。
船頭さんが「まだ着いてるで」と言うので、見ると下の針にも2尾も掛かっていた。
最初のアタリでなかなか巻けなかったので、その間に追い喰いしたのだろう。
その後同じサイズのアジを2尾追加。イサキも釣れ、なかなか幸先がええわい。
しかし肝心の鯛がなかなか来ない。
次第に風が出てきて波も大きくなってきた。
この日に鯛は少々食いが悪く3回ほどバラシがあった。
アワセはご法度、アタリがあっても同じ速度でリールを巻く。
プルプルしたので巻きながら竿を上げると、強烈な締め付け!
何回も下に潜ろうとするのを堪えて、やっと力尽きたピンクの魚体が見えた。真鯛だ!
この後、もう1尾鯛を追加し9時過ぎに港に帰った。
魚を〆てもらい(鯛は頭から尾にかけて神経抜きをする)記念撮影。
加太を出たのは10時ごろだった。岬町から箱作まで少し渋滞していた。
今朝はまともに眠れなかったので、今頃眠たくなってきてしまった。
コーラとスナック菓子で眠気をごまかす。なんとかいけるだろう。
泉佐野あたりで信号待ちしているとき、ちょっと目を閉じると眠りかけてしまい
後ろからクラクション鳴らされて起きた。こりゃいかんな~
娘の「運転、気をつけて」という声を思い出しコンビニの駐車場で少し眠った。
太陽の光が車内に入りだし、肌がジリジリ焼いていた。あっつー!!!
知らぬ間に1時間以上も眠ってしまっていた。でもおかげで気分すっきり♪
和泉市の道の駅でもう一度休憩して帰る。
みなさんも安全運転してくださいね。眠いときは、とにかく少しでも眠ること。無理は禁物。
さて釣った魚の料理。
アジは家族分を塩焼き(脂が乗って美味!)鯛のお吸い物、鯛めし、アジ・鯛・イサキの刺身。好評だったのがイサキで、特に湯引きした皮が美味かった。
翌日の朝食はアジの塩焼き
それに残った刺身をご飯に乗せ、鯛のお吸い物をかけて「鯛・鯵・イサキまんま」
やぁ~ ほんと美味しかったですぞ。釣りしていてよかったー!
今夜は鯛めしだね!