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昼食を終え、レストランの向かいにある銀製品の店に行く。
工場見学してお店に入る。ちゅか、お店に入るようになっている(苦笑) 僕は銀製品に全く興味がないので、奥の土産物コーナーへ行く。 今にして思えば、値段的にはわからないが、この店の土産物は面白いものが多かったし、品質も良かった。 まだ旅行の2日目だったので(後々が心配なので)なにも買わなかったが 買っておけばよかったと思う商品が2~3ある。結局ジョグジャで買ったのは帽子だけである。 娘は銀のピアスを買っていた。 その後プランバナン寺院へ行く。史跡公園入場施設にある模型を見ながら、ガイドさんの説明を聞く。 古マタラム王国のバリトゥン王(在位898年~910年)による建立。 ヒンドゥー教の遺跡としてはインドネシア最大級でユネスコ世界遺産。 同じ世界遺産であるボロブドゥール遺跡とは同時期に建てられている。 仏教とヒンズー教は、この島では共存していたってことなのか?そもそも仏教とヒンズー教はどう違うのか? そんな疑問が涌き、いろいろ調べてみた。 「元々北方にいてバラモン教を信望していたアーリヤ人が南下してインドにカースト制度の王国を建てたが 王族として生まれた仏陀はカースト制度に疑問を抱くようになり、出家し厳しい修行を行い、悟りを開き、 自らの考えを弟子達と共に精力的に広めた。それが仏教。 仏教の興隆に伴って、バラモン教は6つの派に分裂。そのうちの一派がヒンドゥー教として生き残った。 ヒンドゥー教は仏教を迫害すると共に、インドから東南アジアに勢力を拡げた。 このため、仏教のうちの一つの派は大乗仏教として中国に逃げ込み、 他の派は上座部仏教(小乗仏教)として、セイロン(現在のスリランカ)を経て東南アジアに逃げ込んだ。 ただ、ヒンドゥー教と仏教は、いずれもバラモン教から派生したと共に勢力を広げる方法が似ていたため、 東南アジアの一部の国や地域では、両方を信奉し、ヒンドゥー教と仏教とが同居することになった。」 よく調べたでしょ? 園内の道を歩いていると、小さな白い花がいっぱい。インドネシアの国花「マツリカ(茉莉花)」 ジャスミンの一種。花は香りが強く、ジャスミンティー(茉莉花茶)などに使われる。 突如 遺跡が現れた。 、 プランバナン寺院は、宇宙の破壊、創造、維持をつかさどるヒンドゥー教の3大神、「シヴァ神」、「ヴィシュヌ神」、「ブラフマー神」 を祀る建物がと3つそびえており、さらにそれぞれの神の祠堂の前には、その神の乗り物が祀られた小堂がある。 シヴァ神は「ナンディ(牡牛)」、ヴィシュヌ神は「ガルーダ(神鳥)」、ブラフマー神は「ハンサ(白鳥)」に乗る。 2006年5月27日に起きたジャワ島中部地震によって被害を受け、未だ片付かないでいる。 ※ ナンディ堂は東側の入り口を入ると最初に見えるお堂で、 中には部屋が一つだけあり、シヴァ神の乗り物であるナンディ(牡牛)像が安置されている。 お堂の入り口はシヴァ堂の方を向いている。 ナンディ堂の左右には小ぶりのガルーダ(ヴィシュヌ神の乗り物)の堂、 ハンサ(ブラフマ神の乗り物)の堂がそれぞれの神の堂に対面して建っています。 ※シヴァの乗り物聖牛ナンディ ナンディ堂に納められた石像。背中にコブが一つある。地震で一部破損していた。 ※ プランバナン寺院の中心となるシヴァ堂は、高さが47mあり、境内から見上げるととても大きなもの。 シヴァ堂には四つの部屋があり、回廊で繋がっている。 また東西南北に階段があり回廊に上がれる。回廊の壁にはラーマーヤナの精密なレリーフが彫られてい る。 。 東側の主室にある、3mものシヴァ像。ヒンドゥー三大神のシヴァは、4本の腕と、3つの目を持ち、破壊の神として崇拝されている。 世界の寿命が尽きた時、世界を破壊して次の世界創造に供える役目を担っている神。 ※気ぃつけや~専務、荷物落としなや~ ここから汽車風の乗り物に乗って園内を走る。こんな乗り物は久しぶりやなぁ。 半周走ったところで降りたのは「セウ寺院」 「セウ寺院」はプランバナン史跡公園の中でも2番目に大きな寺院で、入り口にドドーンと2体の守護神が見張っている。 お腹が他人とは思えまへん(笑) ここも震災の被害がすごい。 セウ寺院を最後に、プランバナン史跡公園を後にする。 夕食まではまだ少し時間があるし、よめさん・娘も待っていてくれるらしいので 僕だけマッサージしてもらうことにした。ガイドさんに電話で予約してもらう。 マッサージ店に着き、カウンターで16万ルピア払う。1時間で日本円にして1600円ほど。安い。 マッサージ嬢は「どーせごっついおばはんが来るんやろ」と思っていたが、なんのなんの 若く可愛い女性だった。「キモチイイデスカ?」という片言の日本語も可愛い。 足の先から頭まで、裏表一通りマッサージしたあとオイルで念入りマッサージ。 最近はスーパー銭湯などでたまに10分クイックマッサージしてもらう程度で、こんな1時間マッサージなんて 多分20年ぶりぐらいではなかろうか。独身時代は毎月サウナ&マッサージは行ってたんやけどね。思えばリッチやったな。 いやぁ気持ち良かった。シャワーを浴びてすっきり!旅の疲れも癒されました。 そして日も暮れ、ジョグジャでの最後の夕食 インドネシア風中華レストランに行った。 ここのオーナーは王室となんか関係があるらしく、いたるところに写真が飾られていた。 料理のほうは、中華料理にしては全体的に味が薄かったように感じた。 味は良いのだがパンチに欠ける。家で食べる中華みたい(おかあちゃん、ごめん) レストランの隣に土産物コーナーがあって、しばらく見学。 そこの子供らしい少年に、うちのよめさんが例の「塩キャンデー」を渡してえらく喜ばれていた。 大阪のおばちゃんのバックには、いつも「あめちゃん」が入っているのだ。 ガイドさんも断食が終わり塩キャンデーを食べて、とても気に入ったらしい。 空港まで送ってもらい、ガイドさんとお別れ。 ガイドさん、運転手さん ありがとう、お疲れ様でした。 国内線で再びバリ島へ向かった。バリでは残りの3日間滞在する。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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