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バリでも北のレギャンは高級ホテルが並んでいるのだが、南部のクタは安ホテルが多い。
我々が泊まるのはもちろんクタ(トゥバン)のホテル。 なんせ格安ツアーやからね、仕方ないことだけど 僕が今まで泊まった宿泊所では(民宿も含めて)ワースト1に輝く!ジャーン! ホテルの名前は「B・B・C」としておこう。 前もってネットで情報を得ていたので、虫除け・蚊取り線香・捨てても良いバスタオルを数枚持ってきた。 ゴキブリや蚊などのいるのと、バスマットがないということだ。アメニティは石鹸だけ。 シャワーの取り付け部分は壊れたままだし、ドアの金具はすぐ外れてしまうし・・・ 書くとキリがないのでこのへんにしとくが、まぁそういう感じの安ホテル。一泊25ドルほど。 しかしバルコニーからの眺めは良い。目の前は実がいっぱいついている椰子の木。 下にはホテルの庭、プールが眺められる。風があるので暑さもあまり感じない。 テレビ電源を使ってカメラや電子機器の充電をしているので、その間テレビは見られないので 僕はバルコニーにいることが多かった。 ふたりの姫がようやく起きて、今日は遅めの朝食。朝はホテルのレストラン無料券があるから楽だ。コーヒーor紅茶、トーストorナシゴレン、サラダorオレンジジュース、卵料理(オムレツ・スクランブル・目玉焼き) を選んで注文する。味はなかなか良かった。バリコーヒーも最初は「なんや?」という感じだったが慣れれば旨い。 バリ初日の予定は「ジャラン・ジャランしながらお買い物」 「ジャラン」とは通りのこと。道の名前は最初に「JL.」がついている。 ホテルの路地を出ると「JL.Kartika Plaza(カルティカ プラザ)」が通っているという具合。ジャランがふたつ「ジャラン・ジャラン」で散歩することという意味だ。 目的地を「DFSギャラリア・バリ」にして、いろいろお店などを見ながら歩いて行こうということになった。JL.カルティカ プラザを北に歩く。道は狭く悪い。悪いというのは所々つぶれているのだ。 コンクリートがめくりあがっていたりして非常に危険だ。車とバイク、交通量は多いが歩行者はほとんどいない。真昼間のバリでジャラン・ジャランするひとなんていないのだ。 左手に「ディスカバリー・ショッピング・モール」というのがあって、中には「そごう」や有名店、スタバもあるので ここは後々、利用させてもらった。その少し向こうに大きめの土産店。ここも後でお買い物した。 しばらく進み、右折して「JL.バクンズ・サリ」を歩く。道は少し狭くなる。 お店はいっぱい並んでいるが、大抵店員が入り口に座っているので冷やかしでは入りにくい。 目ぼしいものがあって店内に入ると、店員がまとわりついてあれやこれやと商品を持ってくるので店に入るには覚悟がいる。 そのうちショッピングなんて気になれず、モクモクと歩く。ジャラン・ジャランがモクモクになってもーた(苦笑) 信号がないので大きな道が渡れない。歩くひとはどうやっているんや?と、見ると 女の人がバイクと車の切れ目をスルスルと歩いて道を渡っていた。やはりそれしかないのか。 地図が大雑把なものだったので、道に迷ってしまったが 娘のiーフォンのGPS機能のおかげで、なんとか目印の石像までたどり着いた。 ここは大きなバイパスになっていて、DFSは道の向こうだ。すごい交通量で信号は全くない。どうやって渡るんや?立っていると、警官がやってきて笛を吹いて車を止めてくれた。 道を渡りDFSに着いた。建物は巨大だがホノルルのDFSとは比べ物にならないくらい規模が小さい。ここでは自分用Tシャツ数枚、空港渡しのウイスキー3本買った。 シャトルバスの時間が合わず、受付でタクシーを呼んでもらってプラザ・バリへ行く。 DFSやプラザ・バリへはツアーにタクシー無料券がついているのだ。 免税コーナーはDFSよりもっと小規模だったが、土産物店は種類が多く充実していたので木彫りの置物などいろいろと買った。 入り口で抽選会ガラガラをやっていたので、レシートを渡してやってみると 金の玉が出た。 金? 「大当たり~!」カランカラン!!!! なんと1等賞が当たってしまった。買い物した金額の半額がドルで返ってくるのだ。 もらった金額は9ドル。もっと買い物しておけば良かったかな?でも気分いい。 今夜このプラザ・バリで、ツアーに入っているジェゴク鑑賞ディナーがあるのだが 時間はまだ早いし、ひととおりお店も見たので一度ホテルへ帰って休憩することにした。 入り口で、明日は予定があるからいいけど(僕はダイビング、女子組はスパ) 最終日はどうしよう、旅行社にオプションツアーを頼もうか等と相談していたら、プラザ・バリのひとがやってきて 「たとえば朝9時から夜8時まで 日本語が出来るドライバーで40万~50万ルピアで希望するところに周りますよ」と言うので、そのくらいの金額で1日まわってもらえるのだったら、と明後日の予約を入れることにした。 「もし変更やキャンセルするなら電話ください」と言って名刺をもらった。 ホテルに戻り、よめさんと娘がおねんねしている間、僕はバルコニーで一杯やることに。お酒は「アラック」 アラックとはインドから東南アジアの広範な地域でつくられる蒸留酒の総称。 国によって原料、製造法や通称も異なる。原料はナツメヤシ、ココヤシ、ニッパヤシなどの花序、モチ米、キャッサバなどを使う。日本の焼酎もある意味アラックということになる。 僕が飲んでいるのはARAK BERAS (アラック・ブラス)ブラスとは赤米のことらしい。 ロックにしたかったけど、氷はやめておいたほうがいいので 近くのKマートで買ってきたライチジュースで割ってみたら、これがなかなかイケル。クセのないフルーティーな味わいだ。 帰ってから、氷をたっぷり入れてCCレモンで割ってみたらハワイのカクテル「マイタイ」と同じ味になった。 北の空に龍の形をした凧が3つ飛んでいるのが見える。 以前、日本でもこれを見たことがある。その時は何かわからなかったが、凧やったんや。 この凧は帰る日まで見ることができた。 ずっとそうして凧を眺めていたかったが、そろそろ時間。姫ふたりを起こして、タクシーに乗って再びプラザバリへ。 夕食はバイキング形式のインドネシア料理。 お昼は持って来たパンを軽く食べただけだったので、結構喰った。焼き鳥が美味しかったので何度も取りに行った。 インドネシアの料理で口に合わなかったのは ソト(スープ) ソトを飲むのはこれが最後だったが、最後まで美味いとは思わなかった。 去年、ベトナム料理の肉入りフォーを食べたが、はっきり言ってまずかった。タイのトムヤンクンは大好きなのにな。 ビンタンビールがすこしまわってきた頃、ジェゴグの演奏が始まった。 ジェゴグ(Jegog)とは、ひとことで言うならば「竹製のガムラン」のこと。 「ガムラン」という言葉からイメージするのは青銅製打楽器による金属音の合奏だが、 実はバリ島には他にも様々な民族楽器があり、ジェゴグとはバリ島西部のジュンブラナ県に生息する巨大な竹から作られた楽器、及びその楽器を使ったアンサンブルのことを指す。 4音階の竹打楽器は世界でもこのジェゴグだけ。 4つの音階は東西南北の方位を意味し、それぞれに神が宿り、その中心にシバ神があるという。竹の音にも、楽器の意匠にもバリ・ヒンドゥ教の宇宙観が具現化された大変珍しい音楽だ。 2つのジェゴグ・チームが互いの演奏力を競い合う「ムバルン」という演目の野性味がハイライトで、「音の格闘技」ともいわれる。 一方、陽気で弾むような演奏にあわせて女性ダンサーが歓喜の踊りを舞う「ジョゲット・ブンブン」は幸福感にあふれた演目。 演奏が終わり、無料シャトルバスで帰る。 ホテルの近くで降ろしてもらって、ジャラン・ジャランしながら帰ることにした。 夜は昼間と違って人通りが多い。バーガーキングやババガンプ、アメリカ系の店が並ぶ。 嬉しそうにビンタンビール片手に歩く人をよく見る。欧米では公共の場での飲酒は禁止されている所が多いからな。 ライブハウスから軽いジャズが聞こえてきたりして、なかなかいい雰囲気だった。 明日は僕は別行動。ダイビングでパダンバイ (Padangbai)へ行く。よめさんと娘は4時間のスパ&マッサージだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Sep 18, 2011 03:24:36 PM
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