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今日も夜明けのコーランの詠唱で目覚めた。
これを聞くのも今日で最後。インドネシア最終日になってしまった。 朝食を取り、フロントにスーツケースを預けてチェックアウト。 夜の10時半に再びここに戻り、旅行会社の車で空港へ送ってもらうことになっている。それまでは丸1日自由時間。 午前8時半、チャーターしたタクシーが迎えに来た。 一昨日プラザバリのひとが紹介してくれなかったら今頃どうしていたのかなって思う。 料金は45万ルピア(約4500円)で、午前9時~午後8時までOK 別にそれ以降になってもその金額でいいということで商談成立。 ていうかここで値切るのも何やから、言い値。 何回か通った石像(DFS前)から北に向かう。最初の目的地はウブド。 今日のスケジュールは娘が考えたもの。僕等が寝た後、遅くまでガイドブック見て計画したらしい。 運転手さんは、ジャワのガイドさんほどではないにしろ日本語が堪能だ。 聞くとセカンドワイフが日本人なんだそうだ。子供は3人。 奥さんの実家は三重県なのだが、奥さんと子供だけは何回か日本に行っているのだが 自分はまだ行ったことがない。遠すぎて、それにお金がかかり過ぎてイケナイヨ! やて。 ファーストワイフとの子供は2人。 このとき僕は、彼はバツイチでジョークでファーストワイフ・セカンドワイフと言っていると思っていたが インドネシアの婚姻法は一夫多妻制そのものは禁止されず、妻の同意により、男性は4人の女性と結婚できるとのこと。 ええなぁ~ うらやましいなぁ~ この人がうらやましい運転手さん もちろんファーストワイフに同意してもらうには、それなりの努力が必要だが。 そんな事を言いながら、車はウブドに着いた。 ウブドはバリ島における芸術・芸能の中心地だ。リゾート地で売られている民芸品の多くはここで作られているようである。 町並みはなんか気品でおしゃれな感じがする。並んでいるお店も綺麗で入りやすい。 クタのように前に店員が座っているような店はなかった。 最初に王宮前のバビグリン(豚の丸焼き)の店へ行ったが、まだ11時でまだ開店していなかったので先に王宮とマーケットへ行った。 ウブド王宮は通称で、本当はサレンアグン宮殿という名だ。ヒンドゥーの神々が祭られている。16世紀に建設されたこの宮殿、 王族の末裔が未だ住んでおられる。 その向かいにあるウブドマーケット。狭い通路に商品を山積みしてある店が並んでいる。いかにもアジアのマーケットっていう感じ。売り物は土産品から服・果物・香辛料など様々。 ここでブリキの壁掛け用飾り物、アオブダイが気に入ったが店員は30万ルピアだと言う。 20万にならんかと言ったら25万だと言う。帰ろうとしたらトカゲをつけて25万にすると言うのでふたつ買った。 よめさんに言わせると「まだ甘い!」そうな。値切れば言い値の半額になるらしい。 それとビンタンビールのTシャツ。ルピアがあまりなかったのでドルで。8ドルで買った。 空港で同じTシャツが12ドルだったから、安いっちゃ安いけど・・・もうちょっと値切ればよかったかな? マーケットを出て、再び豚の店に行く。店内には客がいっぱい入っていた。 バビグリン(豚の丸焼き)のワルン(食堂)「イブオカ」 イスラム教ではご法度だが、ここバリ島はヒンドゥーなので豚はご馳走。 豚の腹に香辛料を詰め、ココナッツオイルを塗りながら遠火で焼き上げたもの。1頭焼き上げるのに4~5時間かかるらしい。 料理はご飯の上に豚肉と野菜を炒めたもの(結構美味い)味付けしたモツ(多分肝と腸)が入っていた。なかなか香ばしくて良い味だ。モツはよめさん娘の分まで引き受けた。 ワルンのまわりには犬がたくさんいて、おこぼれの骨を待っていた。(後で店員が追い払っていたが) 食事が終わり、お店を見ながら歩くことにした。 雑貨店やアクセサリー、絵画の店が並ぶ。僕はCDショップでガムラン音楽のCDを買った。 南へ下ると公園みたいなところに出た。モンキーフォレスト (Monkey Forest) 多数のサルが棲息している自然保護区だ。入場料を払って入る。 ここの猿はいたずら好きで観光客の持ち物をよく取るので注意しなければならない。 買い物したビニール袋は特に注意なので、娘の袋をバックに隠して僕が持つことにしたが 案の定、小猿に頭の上まで登られた。 ※左の猿は観光客から奪ったペットボトルで遊んでいる。 ※年上の猿が大きなカエルを捕まえている。それを年下の猿が怖がって見ている。 このあとこの猿は、カエルのお腹を押さえ、水を出して逃がした。 ※池で飛び込みして、水中で羽交い絞めにされた小猿。ちょっとションボリ。 ※にーちゃん、男前に撮ってや。 そこからタクシーの待っている王宮まで戻り ネカ美術館 (NEKA Art Museum)へ行く。 休憩所を囲むようにして大小6つの建物から成っており、 伝統的バリ絵画、写真、現代インドネシア絵画、外国人の作品といったように、テーマを分けて展示がされている。日本語の解説が付いているのもうれしい。 ウブドを離れ、キンタマーニへ向かう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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