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2022/05/14
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カテゴリ:車用品の取付紹介
 ROCKY(ロッキー)静音化に終わり無し…

 まあ、マフラーを交換しておいて静音化も何も無いと思うの
ですが、心地良いマフラー音とうるさいだけのエンジン音は違う
訳で、ロッキーの場合は3気筒エンジン。

 最近小型車で増えてきているのですが、ピストンとシャフトの
関係でか振動が大きいです。 振動も大きいのでエンジン音も
大きくなるのですが、1.5L以下の車では増えて来ています。

 開始前の騒音を測ってないうえ、1年間くらい色々な場所を
静音化してきた結果ですが、効果があった!と言える部分と
良く判らない部分もあったと感じますね。

 お金と時間が掛かるカスタムですので、効率的に行なえば
時間もお金も無駄にならないと思うので少し紹介しましょう♪


 【注意】
 正確な校正のされた測定器ではありません。 スマホのアプリ
ですのであくまでも参考値です。
 校正の取れた騒音測定器と比べても大きな違いは
ありませんでした。 ただし、アプリで変動を押えながら計測
が無かったので測定値がピコピコ変化して少しわかりにくかった
感じもしますが、その辺は適当で…。



 確か、デッドニング・静音化前は70dbくらいだったと思う車内の
騒音ですが、材料約5万円と10時間程費やした結果、以外と静かに
なりました。
 何故かというと、知合いのライズに乗る機会があるのですが
明らかに僕のロッキーの方が静かです。 興味ない人なので
一切、何もしていないライズなのですが、アイドリングも走行時も
別の車と思えます。
 
 エンジンで走行中のプリウス50前期より静かに感じます。

 ダイハツ、トヨタと言う時点で同じではありませんし、乗る位置
も運転席と助手席での違いもあるかもしれませんが乗せて貰う
度に苦労が報われた感じがしてます。
(助手席でコッソリとほくそ笑む…)

 では、購入した材料を紹介しておきます。

 但し、都度購入してたのでザックリとした概算です。

 <制振材>
 レジェットレックス。静音材の定番。 振動があって響く部分に
貼って振動を防止します。
 端材とかを買ったのですが、たぶん50cm×1.5m程度を使用。
 アルミテープ(厚め) 50mm幅 ×20m
 <防音材>
 エプトシーラー EC-110 10ミリ厚 2.5m2
 エプトシーラー 686P 5ミリ厚 3.0m2 10ミリ圧 2.0m2
 シンサレート  1.5m2
 吸音スポンジ 30cm×30cm×5cm程度  × 20枚程度
 吸音塗料E140 2本



 施工方法は、特別ではありません。
 振動がありそうな鉄板に制振材を貼ります。 その上から
エプトシーラーを貼り付けました。
 エプトシーラーはビビリ音防止に純正でも使われる材料で
厚みがあっても押しつけると縮むので、あとで内装が戻らないと
言う事がありません。 スポンジの気泡が独立しているので
防水性と防音姓も高いという訳です。

 コツは制振をした場所で空洞があるような部分を、静音材で
埋めるイメージです。

 ロッキーの静音で体感が大きかった順に部分説明。

(第1位) リアドアのデッドニング。

 静音では無く音質向上に行なって、内部に吸音スポンジ。
 アルミテープで蓋をして、その上から全面にエプトシーラーの5㎜厚を
全面に貼り付けます。 (大きな隙間にはスポンジ)
 エプトシーラー5㎜厚みなら、内装パネルが密着する部分にも
干渉するように貼り付けてビビリ・音漏れを防止出来ます。
 とにかく借り合わせしながら全面を蓋をするようにします。

(第2位) リアのピラー&リアフェンダー内側。
 リアのタイヤハウス上側が室内から静音出来ます。 特に運転席
側はマフラーの排気音が響くので効果的。
 室内に聞こえてくるフジツボサウンドが、さらに低音になったように
感じました。
 各所に静音、その上からエプトシーラーを貼り付けます。
 空洞が大きいので、吸音スポンジも貼り付けておくと良いです。
 リアのウィンドウ、リアシート周辺の空洞を塞ぐようにデッドニング
して空間を埋めるように吸音材を敷き詰めます。
 とにかく空洞が大きいので多くの吸音材が必要です。

(第3位) リアのトランク下側。
 制振材、シンサレートを使い、全面に5㎜のエプトシーラーで
全面を覆うようにします。 リアシート下も鉄板が向きだしですので
ついでに押し込むようにして覆うようにしましょう。

(第4位) フロントドアのデッドニング。
 リアと同じように施工します。
 音質向上目的でしたが、静音にも繋がりました。

(第5位) リアシート下部分。
 鉄板にシートが密着してるように感じますが、鉄板一枚で車体下
の燃料タンクですし、運転者の耳に近いエリアで効果あると思います。
 制振材の上からエプトシーラーを使います。 リアトランク側方向
にも鉄板がありますので、全面を覆うようにが大事です。

(第6位) センターパネル内部
 サイドブレーキ周辺、シフト周辺を分解すると、空間があります。
 前側の足下エアコン吹出し口周辺も空洞があるので、吸音
スポンジを積めるように設置。 ついでに内張の中側に
エプトシーラー10㎜を貼り付けます。

第7位)運転席、助手席のフロントタイヤ内側。
 内装パネルを取り外して、その内装パネルの中側に吸音材
を貼り付けます。 (EVなどでは追加されてます)

(第8位)インパネ周辺の内部&エンジン隔壁
 内装をバラすのは面倒なので、ダッシュボードとナビパネル、
メータカバーを外します。 懐中電灯で照らしながら鉄板には
制振材、吸音材を詰め込みながらエプトシーラーを貼り付けて
いきます。 内部に響く音を吸音材で吸音させるので、スポンジを
曲げて押し込んで固定するイメージ。 注意点は配線、カプラー
周辺は避ける事。 エンジン隔壁にはフェルトが使われてますので
その上からエプトシーラーで防音します。 細かくではなく、合わせて
切るようにして全面を覆うようにします。 無理矢理押し込むでは無く
隙間にスポンジを凹ませながら押し込む感じで隙間を埋めます。
 結構な数が入ると思います。
 注意:配線に負荷を掛けないように押し込むこと。

(第9位) リアタイヤハウス
 リアタイヤハウス上は空洞になっているので、静音効果2位ですが
外からもスプレー型静音材を吹き付けました。
 エーモン製品ではなく、E-140製品がおすすめです。

(第10位) センターピラー部分
センターピラーを分解すると意外と空洞があります。 静音材
吸音材、内装にエプトシーラーを貼りますが、シートベルトに干渉
しないように注意しましょう。

(第11位) エンジンルーム 両側フェンダー部。
 ロッキーの場合、エンジンルームの両サイドがフェンダー内部が
内装側まで繋がってます。 高級車などは壁があったりもしますが
ありません。 EVでは、隔壁ウレタンが追加されているらしいので
効果ありそうですね。 僕は壁では無く、フェンダー側にエプトシーラー
EC110を貼り付けました。 塗れても給水なしで耐熱性の高い材料
ですが、どれほど効果があるのかは不明。

(第12位)エンジンルーム ボンネット側
 EVでは室内側に遮音材が追加されているようです。僕はボンネット
に施工。 純正カバーの中にエプトシーラーEC110(耐熱型)を施工。
カバーを戻すので見た目に変化はありません。


 色々頑張ってみて、アイドリング(1000回転/分)で45~55デシベル。
 夜間、静かな場所で回転数が安定して、エアコン無し状態で50db
くらいです。
 正直、ちょこちょこ作業したので、それごとでは大きく体感できませんが
積み重ねると大きな違いです。 静音化は小さな積み重ねが大事な
ようですね。

マフラー音が低音化しましたし、実家の50プリウスよりも静かに感じて
きたのでもう終りですかね~。


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バラして始めると元に戻すのも大変になりますので、
材料は多めに購入しましょう。
僕は、けち臭いので足りなくなり、何度もバラしたり組立たりを
繰り返しました。






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最終更新日  2022/05/14 05:55:52 PM
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