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テーマ:タロットについて(199)
カテゴリ:タロット
イギリス人の師匠マンガラの直感タロットの講座を受講してきました。
マンガラのタロットはトートタロットというタロットのデッキを使います。 トートタロットは20世紀最大の魔術師と悪名高い 「アレイスタ クロウリー」のタロットです。 「野獣666」を名乗り、麻薬や性などの領域に於ける魔術研究に生涯を費やした、 オカルティストとして知られています。 エジプト学者であるハリスによって、この絵は描かれていきました。 カードは、象徴学の数多くの様々な規律や体系が統合されていて、 エジプト、東洋、ギリシャ、キリスト教や占星術、錬金術、数秘術、 カバラ(ヘブライ神秘学)が含まれています。 オカルトという言葉が好きではないので、 この悪名高きタロットとは少し距離を置いていたのですが、 (お友達の占い師が使っていますが、自分で使ったことはありませんでした) 今回、勉強してみてかなりおもしろいタロットであるということがわかりました。 マンガラの思想はとっても共感できるものなのです。 タロットを使って、未来を変えましょう! タロットと聞くと、未来を告げる占いの道具だと思っている人がほとんど。 でも、ここで紹介したいのは、そういう使い方ではありません。 本当に役に立つタロットの使い方とは何でしょう? それは、 現実を、高次の意識(超意識)から見つめ直す。(そこにあるのは、愛だけ) そうすることで、 今まで無意識だったものが意識化される。 そうなると、 直感が研ぎ澄まされ、宇宙の流れに乗るようになる。 そして 目の前の現実が自然に変わっていく。 私たちは普通、自分を不自由にする思い込み・信じ込みを抱えて生きていながらも、 それにはっきりとは気づいていません。 それは、その思い込みが無意識の中にあるから。 マンガラのタロットでは、何枚もカードを重ねていくことで、 現実(あるいは、心の中)を掘り下げていきます。 「なんとなく感じていたことが、とてもクリアになった」という感想をよくいただきます。 無意識、とか、タロットというと、怖いものがでてくるんじゃないか、と思う人もよくあるようです。 でもカードを引くのはあなたですし、タロットが気づく用意のできていない 無意識を映し出すことはけっしてありません。 とはいえ、無意識はある意味では、見たくないもの、感じたくないことを捨ててしまう 便利な地下室のようなもの。 でも、「いやなもの」「いらないもの」「醜いもの」と判断して、 無意識の中に追いやっているのは表面的な「エゴ」の自分。 その判断は、全然見当違いだったりもするのです。 日常意識は言ってみれば、安全な中間地帯。でも地下室の存在を無視していると、 それはかえってリアルに現実に影響を及ぼしてくるようになります。 地下室という「開かずの間」の亡霊たちは、すべてエネルギーを持っているのですから。 人生のあらゆる出来事は、自分の思い込みを問い直す機会となります。 亡霊を亡霊と知り、解放するための、貴重な機会です。 無意識が恐ろしいものに思えるのは、見るのを怖がっている間だけ。 意識が抱き締めることのできないものは何一つありません。 必要なのは、見ようという意欲だけ。 このマインドに痺れました。 無意識というのは気づきなんですよね。 自分のエゴと向き合い、 亡霊を亡霊と知る。 恐怖の中の恐怖と向き合うということですね。 目の前のことが怖いのではなく、 自分の中で作り上げている恐怖におびえているだけなんです。 それをクリアにしていく作業はとても頭がクリアになります。 毎日10時間タロット漬けで6日間勉強です。 瞑想をしたり、カードにまつわる話、カードについて他の受講生達と 気づきを話し合ったりと、カードを感じていきました。 そしてマンガラのおかげで、トートタロットは私の一部になりました。 これからはライダータロットとトートタロットを使っていきます。 高次の意識へタロットといざないましょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年07月23日 19時58分16秒
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