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2007年08月21日
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カテゴリ:ビジネス談義
8月12日読売新聞本 よみうり堂

ビジネス5分道場のコーナーより

【教訓】「グダグダは力なり」竹内一郎 劇作家 演出家

私は若い頃フィリピンに留学した。第二の祖国だと思っている。

私が同国で学んだことの

ベスト3は

1、楽天性

2、信仰心が生み出す力

3、無為な時間を楽しむ想像力である。

フィリピンの離島や僻村では 短時間しか働かずに

木陰で一日中グダグダしている人がたくさんいる。

確かに貧困や雇用の問題は深刻だ。

だが、私はむしろその逞しいグダグダっぷりに感銘を受けた。

例えば次の諺を聞いて目から鱗が落ちた。

「座るほうがよいかもしれないが、横になったほうがもっとよい。」
 
その頃は、自分の才能に限界を感じていたが、そんなことは

どうでもよいのだ、と考えを改めた。

阿川佐和子著「グダグダの種」を読まれては如何か。

著者は見合いの相手に「休日は何をしていますか」と問われ。

「グダグダしています」と応えた。

「趣味は?」と問われて

「寝ること」と応える。

結局その縁談は、はかなく消えたという。

以下、著者の肉声ーーーー

「私は本質的に家にいるのが好きである。家でグダグダ過ごすのが大好きでである。

あまりグダグダしすぎると、

日が暮れる頃になって「ああ、なんて無為な一日を送ってしまったのか」

とおおいに反省するのではあるけれど、

反省しつつ、「きっと疲れた身体がグダグダを欲していたのだからしかたなかったのよ」

と私の中の「真面目ちゃん」を説伏せる」

こういう意見にも耳を傾けよう。

休日に眉間のしわを減らすのも仕事のうちである。

ちなみに休日にこの本を読むだけでも、十分グダグダした気分になれる。




グダグダの種

毎日グダグダしている人には向かない本かもしれませんが、

仕事とプライベートとの切り替えが出来ない人にはお勧めかもしれませんね!

私もオーストラリアに長期滞在しているときは、

りんご園にファームステイしていて、

門まで歩いて5分。

隣の家までは2kmぐらい。

スーパーに行くのに車で10分。

夜はまっくらで流れ星は普通の出来事。

こんな環境でした。

ですので、学校で日本語を教えている日以外は、

授業の準備が終わると、

お家のお掃除、

テニス(家にテニスコートがある)、

ゴルフ打ちっぱなし(庭でただ打っているだけ)

読書、

お茶、

英語で日記を書く。

そんな日々でした。

忙しがりな私は、そんな日々はきっと耐えられないと思いきや、

意外とそんな生活がキライじゃないことを知りました。

うちのホストファミリーはグダグダ時間のすごし方がうまい人たちでした。

庭でゆったりバラに囲まれ、アフタヌーンTEAを飲み、自然を楽しんだり、読書をする。

ガックガモンで遊んだり、

気持ちのいい時間が過ぎていきます。

もちろん、教えていた小学生たちの記憶も鮮明ですが、

そうやって過ごした時間の記憶も鮮明です。


外国に行くと、ついあそこも行きたい!あれを買いたい!

となりがちですが、そういう旅行をあまりしなくなりました。

のんびり、ゆっくりするのが贅沢な時間だと知ってしまったので、、、

人間、グダグダが大事な時もあります。

頭の切り替えが出来る人が、人生幸せに生きられるコツを知っている人だと思います。

たまにはグダグダでいいんじゃないかなぁ♪

先日、精神科医の香山リカさんも休むということをおっしゃっていたそうです。

お医者さんまでそんなことを言うのだから、間違いないでしょう。


中国の春秋時代の思想家 老子も「無為自然」を説いています。

老子の思想、その原理は万物の根本である道(TAO)によって表される。

道(TAO)とは全ての存在を規定する原理であると同時にそれら全てを生み出した母なる存在でもある。

道(TAO)はあまりに広大で漠然としているので定義や解釈を超えているが、

人為を廃し自然であることが道に通ずるとされる。

このような態度を無為自然といい、老子はこれを処世から統治まで全てに適用すべきだと考えた。

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より


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最終更新日  2007年08月27日 12時58分11秒
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