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カテゴリ:ノウハウ
PRESIDENTの記事より
話ベタ脱出!「3分間スピーチ入門」 ◆ステップ1 材料集め 「問題意識」がないと自分の手元には残らない 上手な話し方を身につける前提条件として、 「大きな声で話すこと」と 「日々の出来事に対しポジティブな考え方をすること」 の2つ。 いささか単純に思えるが、小手先ではなくシンプルな処方が有効だと言う。 「前向きな人が話をする時は前向きな話を、 物事をマイナスに捉える人はどんどんマイナスの話をする。 聞き手は話し手のそこを瞬間的に判断します。 明るい人にみんな交換 を持って一生懸命聞いてくれますから、 まず明るく大きな声でハキハキと話し、内容も前向きなものにしましょう」 「話し下手の原因は3つ。 まず材料がない。 次に材料があっても組み立てが悪い。 3番目に材料と組み立てはいいが練習が上手くできず、とっさに話ができない。 この3つをクリアすれば、説得力ある話をすることができるんです。 まずその材料集めだ。 「スピーチの材料は、普段から準備しておきます。 新聞記事は、面白いと思っても大概読みっぱなしで終わってしまいます。 役立つと思ったら切り抜いておきます。 人と話していて「いい話を聞いた」と思ったら、その場ですぐメモを取る。 「同時に、どうして、なぜ、と考えることが大切です。 問題意識のない材料は手元に残らず、通り過ぎてしまう。 自分の意見を持ったときに、初めて材料として自分の手元に残るんです。 ◆ステップ2 組み立て 体験を20字以内に落とし込む 「話は『主題』と『話題』で組み立てます。 主題というのは自分が1番言いたいこと。 まずそれを掴むことが大事です。 主題は書いてまとめる。 短い方が聞き手の頭に入りやすいが、短すぎると意見が盛り込めず スピーチ全体が漠然としてしまう。 字数の目安は20字以内。 それを上回るようでは、まだ言いたい事を掴めていないと言っていい。 「ツカミ」が大切なのは言うまでもない。 「いきなりズバッと切り出した方がいい。スピーチする人が何人いても 最初の10秒はみんな真剣に聞いてくれるものです」 司会者から紹介されたにもかかわらず、わざわざ自己紹介しなおしたり、 「風邪を引いて、皆様お聞き苦しいかも・・・」などとつい自分の都合を言ってしまうと 聞き手の心は離れていってしまう。 さて、主題に続く「話題」はどう構成するのか。 「話題は事実や実例で裏付けていきます。 事実というのは自分の体験、実例というのは読んだり見たりした他人の体験 こうしたもので話題をできるだけ具体的にしていく。 話し手とは、絵描きと同じ。 言葉という筆を使って、複数の聞き手の頭の中のキャンパスに、 同じ絵を描かなくてはダメなんです。 怒ったり、感動したり、仕事に役立った自分の体験を材料として取っておくといいでしょう。 最後に主題をもう一度繰り返して締めくくる。 自分の意見を補強するために金言名句を引用してもいい。 しつこいようだが繰り返すことが重要だ。 3分スピーチは、字数にすると約900字。 1分間に300字を話すペースがベストだ。 3分間のうち、主題は最初の15秒、話題が2分20秒から30秒 最後の主題がまた15秒。 こうしたサンドウィッチ方式で組み立てると、話は非常にわかりやすくなります。 仮に大した内容ではなくとも、聞き手の印象に残るスピーチが出来るはずです。 ◆ステップ3 裏技 苦手なテーマは「枠の中」にいれてみる 枠の中に入れるとは、話し手の個性に引き寄せること。 テーマの冒頭に「私の」を付けて 絞り込むと自然にイメージが浮かんでくる。 「私の体験した環境問題」「私の知っている環境問題」という具合に 実体験に即したものなら誰でも話せるはずです。 このテーマの場合、私なら「富士登山の際に見かけたゴミの山」 といったぐらいに話すことができますね。 ◆ステップ4 発声法 腹式呼吸のコツは「息を吸わない」 スピーチの内容は十分整った。 だが、声量や滑舌に問題があればせっかくの内容も伝わらない。 まずは準備運動「顔の表情筋のストレッチです。顔が引きつらず、 口輪筋のウオームアップをやっておく。 歯を合わせてイ、ウ、イ、ウ。 口角が上がりますから自然と笑顔になりますし、こもらずいい声が出ます。 次に姿勢をチェック。 お腹から声が出せるように腹筋の力を使って上手に呼吸し、 声を出すようにする。 首から上、特に喉で出す声は聞き手も話し手もつらい スピーチを変えることは、自分を変えること。 毎日心と体で意識し続けることで、初めて体得できるのだ ステップ1は普段からアンテナを張り巡らせるということですよね。 blogを書いているとそういう頭に自然となっているような気がします。 ステップ2はある社長が言っていたのですが、まずいいセミナーかそうでないかは、 最初の1分でわかる。 とおっしゃってました。 というのはやはりいかに最初のツカミが大切であるか!ということですね。 女性起業塾の草野講師も言っていましたが、 1分半のスピーチで、最初の30秒を言い訳に使う人がいますが、 (忙しくてまとまらなかったとか、まだ途中ですがとか、遅刻してすみませんとか・・・) 最初の15秒がいかに大切か!ということがわかりましたね! ステップ3は聞き手に対するアプローチの仕方で、 ステップ4は頭ではなく体の使い方の問題ですね。 すべてにおいて心・技・体はつながっていて、大切だということがまたわかりました。 最近、人の前で話すことが多いのですが、 最初と最後の15秒は大切にします!!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年10月15日 02時08分33秒
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