ちょっとびっくりする価格ですが、トゥールビヨン搭載腕時計がなんと３０万円台から手に入ります。トゥールビヨンといえば一部の高級ブランドが採用する複雑機構の代名詞のような機械で、これを搭載した時計は軒並み１０００万円を越え、庶民にはちょっと手が出ない代物です。最近は多くの高級ブランドがこぞってトゥールビヨンモデルを発表し、恐ろしい値段が付けられています。この傾向は年々顕著になっており、言葉は悪いですが、高級ブランドが「荒稼ぎ」するための「手段」と化しているように見受けられます。（それでも売れる市場があるというのは驚きです）

そんな雲の上のような存在のトゥールビヨンが３０万円台で手に入るというのは「革命」と言えるかもしれません。で、モノはどうなの？というところですが・・・
最新の「時計Ｂｅｇｉｎ」でも触れられている中国製のムーブメントが採用されています。なんだか胡散臭い気もしますが、精度や信頼性には問題ないようで、ドイツや日本、ロシア等の新興ブランドが採用しているようです。
中国の時計製造技術は近年目覚しい進歩を遂げていると言われており、近い将来スイスや日本のメーカーにとって大きな脅威になるでしょう。このまま高級ブランドの「荒稼ぎ」が続くようだと、第２のクォーツショックならぬ「中国ムーブショック」によって多くのブランドが駆逐されるのではないかと、少々心配になってしまいます。
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●防水性能：5気圧防水
●ケース素材：ステンレスケース
●ベルト素材：クロコダイル
●サファイヤクリスタルガラス
●サイズ：約40mm、厚み：11mm


【ミシェルジョルダン】