1892年ペンシルベニア州で誕生し、アメリカ鉄道に多大な貢献をしてきたハミルトン。現在は低価格で高品質な時計ブランドとして世界中の時計ファンに愛されています。

人気のカーキシリーズに、先日紹介したカーキGMTエアレースに続き、非常にユニークで高機能、低価格なクロノグラフが追加されます。一見クロノグラフには見えない外観ですが、ETA/VALJOUX 7750ベースのクロノグラフです。
このモデルの外観上の大きな特徴の一つである11時半位置の拡大レンズ部には30分積算計が、その隣の小さな拡大レンズ部には日付表示が、5時半位置には回転ディスクタイプの12時間積算計が装備されており、紛れもないクロノグラフであることが分ります。
２つ目の特徴として２つの竜頭ガードがあります。2時半位置が通常の竜頭で3時半位置にはクロノグラフ操作用ボタンが隠されています。ワンプッシュクロノ？と思われるかもしれませんが、円柱を２つに割ったような構造で、断面が半月型のスタート／ストップボタンとリセットボタンがあります。ハミルトンらしい（？）とても斬新で面白いデザインと構造をしています。
チタン製ケースで20気圧防水と普段使い向きで、シースルーバックというところもポイントです。

そして価格は１５万円程度ということで、これだけユニークな、アイデア満載のクロノグラフにしては安すぎと思える価格で、ハミルトンの良心的な価格設定が際立っています。

発売開始は８月から９月ころの予定ですのでもう少し待たなければなりませんが、発売が非常に楽しみな時計の一つです。（個人的にもとても惹かれています・・・）



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