テーマ:時計NEWS(281)
カテゴリ:ROLEX
GMTマスター50周年の2005年に発表された最新のGMTマスターIIです。
Ref.Noが1167・・に変更され、ムーブメントはCal.3185からCal.3186に変更されました。このモデルの最大のトピックスは、グリーンの文字盤でもベゼルのプリントがセラミックスになったことでもなく(もちろんこれらもトピックスではありますが)、新素材のひげゼンマイを使用したと言うことでしょう。(機械オタク的には、ですが^^;) 従来のCal.3185でも、ブレゲ巻上げひげや両持ちのテンプ受け、ミーンタイムスクリューによる緩急微調整など、十分に精度に拘った贅沢な仕様でしたが、今回搭載されたCal.3186のひげゼンマイはニオブを主体とした特殊な合金で、従来のエリンバー合金に比べ更に温度変化が少なく、耐磁性に優れるという特徴を持ったものです。 この「温度変化」と「耐磁性」は、時計の等時性を保つ上で非常に重要な要素です。 またこの新素材は「パラクロームブルー」と呼ばれる美しい青色をしています。これはニオブが酸化することで生成される酸化皮膜だそうで、かつてエリンバーが発明される前の青焼きのひげゼンマイを思わせます。シースルーバックではないのが残念です^^; そして流石というか、これだけ拘ったムーブメントだけあって、機械式にしては十分すぎる精度を持つに至っています。(クロノスの記事より) 但し、イエローゴールド無垢に黒とグリーンという、相当にあくの強い外観は着ける人を選びますし、そもそも200万円オーバーの価格もあって、これを着けこなせる人はそう多くはいないでしょう・・・。 ケース&ブレスレット:18Kイエローゴールド無垢 ケース直径:40mm ムーブメント:自動巻きCal.3186 回転ベゼル、GMT針搭載 100m防水 他のROLEXはこちら 用語など解説はこちら... お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.08.26 21:30:00
コメント(0) | コメントを書く
[ROLEX] カテゴリの最新記事
|