テーマ:時計NEWS(281)
カテゴリ:FREDERIQUE CONSTANT
急速なマニュファクチュール化が進む「フレデリック コンスタント(FREDERIQUE CONSTANT)」から、完全自社製としては同社初の自動巻きムーブメントを搭載した「ハートビート マニュファクチュール オートマチック」が発売されました。
既に手巻きモデルの「ハートビート マニュファクチュール」で成功を収めている同社にとって、この自動巻きムーブメントの完成は来たるべきETAとの決別(多分そうなる?)への、大きな足場固めと言えるでしょう。 フレデリック コンスタントは1988年創立という非常に新しい時計メーカーですが、良心的な価格設定と高い技術力で年々評価を上げているメーカーとして知名度も上がってきています。 同社が開発したムーブメント(手巻き:FC-910 自動巻き:FC-930)の大きな特徴は、「魅せる」ために設計されているということです。大きな特徴として、テンプの取り付けが通常のムーブメントが文字盤の反対側であるのに対し、文字盤側から取り付けられているということがあります。他にも文字盤側からテンプが見える時計は沢山ありますが、文字盤側から緩急針等を含めた心臓部を一望することができるという時計は、一部の高級モデル(トゥールビヨンなど)や巨大な香箱を持つヘブドマス8日巻き(既に絶版)くらいしか無いのではないでしょうか? また、今回完成した自動巻きでは、ローターが大きくスケルトナイズされ、裏側からの視界も最大限確保しています。 この辺りに同社の強い拘りが感じられます。 これからますます要注目のメーカーですね。 (新たな試みとしてガラスセラミック製のテンプを採用するという情報も・・・) ムーブメント:FC-930/自動巻き(28石) シースルーバック ガラス:サファイヤ、サファイヤケースバック 50m防水 ケースサイズ:直径:約41mm 厚さ:約10mm 18KRG:世界限定188本 SS:世界限定1888本 フレデリック コンスタント一覧へ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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