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Rakuten Card

2007.03.17
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「秒針なんて飾りです。偉い人にはそれが解らんのです」
どこかで聞いたようなセリフを思わず言ってしまいたくなるような、大胆な発想の時計を紹介します。
このフォッシル(FOSSIL)の「TWIST」ですが、文字盤は最近の機械式では見慣れた感じの、スモールセコンドに部分スケルトンでテンプの動きが見えるというものです。が、良く見ると小さな香箱も見えます。普通の機械式にしては小さすぎる香箱...そうです、これは秒針のみを機械式で動かすための小さな香箱なんですねぇ。では時針分針はどうやって動いてるかというと普通のクォーツで、つまり電池で動いています。
日常生活において重要な時針と分針をクォーツで正確に動かし、あまり重要ではないけど視覚的に最も機械式らしさを表現する秒針だけを独立した機械式として搭載するという、クォーツの正確さを持ちながら機械式の魅力も併せ持つ、ある意味理想的なハイブリッドモデルと言えるのかもしれません。
文字盤には小気味良く振動するテンプと機械式らしく小刻みに動く秒針があり、しかもゼンマイが解けきっても止まるのは秒針だけで、いちいち時刻合わせをする必要もありません。

もちろん機械式時計の魅力は小刻みに進む秒針とテンプだけではありませんが、このとても単純で割り切った大胆な発想は、腕時計の一つの理想形なのかもしれません。
機械式は確かにいいけど、高くて精度もイマイチ、放っておくとすぐに止まってしまうという宿命を煩わしいと感じている方には最適な解決策と言えるのではないでしょうか?






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Last updated  2007.03.17 18:11:57
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