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2007.06.17
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カテゴリ:Longines
 今年非常に魅力的な新作を揃えてきたロンジン。
 特にスポーツラインの新作はデザインといい価格といい、本当に魅力的なラインナップになっています。近年機械式腕時計に力を入れ、クラシカルなモデル(マスターコレクションやヘリテージシリーズ等)については既に充実したラインナップで市場での認知度もかなり高まってきています。日本ではなんとなく「おじさんの時計」というイメージが強い(失礼!)同社ですが、今年の新作を見ればそんなイメージは完全に払拭しなければならないと、反省とも言える感情を持たざるを得ない状況です。
 中でも個人的に気に入ったのは「ハイドロ・コンクェスト」と「グランヴィテス」です。
2007 Longines HydroConquest Chrono2007 Longines GrandeVitesse Chrono
 ハイドロ・コンクェスト(写真左)は300m防水の本格ダイバー、グランヴィテス(写真右)はモータースポーツに代表されるようなスピード感あるスポーツクロノグラフ(タキメーターには「マッハ」の目盛り!)といったモデルです。
 どちらも赤の使い方が絶妙な(赤が入らないバリエーションもありますが)、正統派スポーツウォッチという雰囲気で、プッシュボタンの凝った造形や立体感ある文字盤など、細部まで非常にレベルの高い作りこみがされています。
 ムーブメントにはETA/Valjoux7750が搭載されており、クロノグラフムーブメントとしてはロングセラーの定番中の定番で、希少価値があまりないことを除けば精度や信頼性の面での不安はなく、安心して購入できるというのも魅力です。
 また、全て20万円台という価格設定は、半端な高級ブランドを駆逐するに十分な「威力」があると言えるほど、クオリティーに対するコストパフォーマンスの高さが感じられます。

 また、これら以外にもインナーベゼルタイプの「レジェンドダイバー」など魅力的なモデルが多数発表されており、今秋のデリバリー開始が待ち遠しいです。
 今年のバーゼルで多くの機械式時計が発表されましたが、ロンジンのスポーツモデルが個人的に一番「そそられ」たかもしれません。(SWATCHグループのやり方に文句を言いつつも、こういうのを出されると弱いです^^;)


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Last updated  2007.06.17 19:29:29
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