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2007.12.02
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カテゴリ:ROLEX
 今年発表されたロレックスの新作の中で最も注目度が高い新型「ミルガウス」ですが、ようやく日本にも上陸したもようです。
 そもそも「ミルガウス」とは(今更説明するまでもないかも、ですが)’50年代から’80年代にかけて製造された耐磁時計で、今ほど身の回りに電子機器もなく「耐磁」という能力がかなり特殊な職業(レントゲン技師や電力設備に関わるような)に対してのものだった時代に製造されていた時計です。稲妻型の秒針と独特な色使いにより、大多数のロレックス製品とは違った雰囲気を持っています(なんとなく初代エクスプローラーIIに通ずるものがあるような)。当然需要も少なかったため、アンティーク市場での流通量は非常に少なくかなり高額なコレクターズアイテムになっています。
 そのミルガウスが復活したというニュースは、今年の時計業界ではかなり大きな話題だったようです。そして長らく待たされましたが、ようやく日本での販売がちらほら確認され始めました。
MILGAUSS 116400
 稲妻型秒針といい独特な色使いといい、初代ミルガウスを意識した造りであることは一目瞭然で、一見「単なる話題作りじゃないの?」と勘ぐってしまうほど初代の特徴を見事に踏襲している、というのが第一印象です。
 さて肝心の耐磁性能ですが、高透磁素材のインナーケースと新GMTマスターIIヨットマスターIIと同様温度変化と耐磁性に優れるパラクロムのひげゼンマイを使用することで1000ガウスの磁束密度(磁場の強さで約8万A/m)に耐えられる設計です。これは例えばIWCのインジュニアと同等の性能です。近年電子機器が身の回りに溢れ、常に磁気に曝されるようになりました。この時代にミルガウスが復活したというのは必然だったのかもしれません。

 ようやく日本でのデリバリーが開始されましたが、上陸した数は非常に少ないようで、定価は70万円を少し切るくらいですが既に100万円を越えるプレミア価格で販売され、しかも即完売状態です。100万円オーバーでも見つけられればラッキーと言えるような希少品、この分では当分品薄状態が続きそうです。



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Last updated  2007.12.02 23:10:15
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