ボールの2008年新作情報です。
　先日紹介した「Five Timezones（５タイムゾーン）」はまだラインナップに加わっていませんが、ぽつぽつと新作の入荷が始まるようですので、ぼちぼち紹介していきたいと思います。

　まずはトレインマスターシリーズのMoonLight Special（ムーンライト・スペシャル）です。

　自動巻きクロノグラフETA/Valjoux7750に月表示、ムーンフェイズ、24時間表示を付け、ポインターデイトにした7751を搭載しています。ボールのラインナップとしては最も複雑なモデルで、価格もそれなりに高めの設定になっています。落ち着いたクラシカルな外観は、悪く言えばボールらしくないとも言えますが、限定モデル（世界999本）でもあるし、マイクロガスライトを多用した抜群の夜間視認性や耐衝撃性はボールならではの魅力です。
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　続いてはエンジニアマスター２シリーズのDiverGMT（ダイバーＧＭＴ）です。

　2006年からラインナップに加わったインナー回転ベゼルタイプの頑強なダイバーで、昨年は機械式温度計を装備したＴＭＴや回転ディスクの秒針が面白いクロノグラフが加わり、今年は第２時間帯表示の２４時間針を装備したこのモデルが追加されました。ブラックＤＬＣ加工された黒いケースに、赤とシルバー（またはゴールド）が挿し色に使われた外観は独特ですが、ボールらしく頑強な雰囲気と抜群の視認性を備えています。価格も昨今の時計業界にあってはまずまずの適正価格ではないかと思われます。
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　３つめはストークマンシリーズのNight Train（ナイト　トレイン）です。これは日本への入荷予定は今のところ無いようです。

　１１時位置にある第２時間帯を回転ディスクで表示するための扇形の窓が特徴的なモデルです。ケースは前述のダイバーＧＭＴ同様ブラックＤＬＣ加工され、赤い秒針とストラップの赤いステッチが印象的です。
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　ちなみにブラックＤＬＣ加工の「ＤＬＣ」とはダイヤモンド・ライク・カーボンのことで非常にキズがつきにくいコーティングだそうです。


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