とんかのクローゼット

長年愛用してきたノートパソコン・ダイナくんの調子が悪くなった。
起動するにも何するにもやたらと時間がかかり
一度に大量のものを入力するとすぐフリーズする。

さっそくお医者さんに(？)連れて行った。
症状を語ると
「あ～オトシですね。故障ではありません。ゆっくり、大切に使ってください。
　ある日突然、起動したら画面が真っ黒になって変な細かい文字がしろくたくさん出ます。
　そうなったら、もう寿命です。」

悲しい気持ちで帰ってきたのは一昨日のこと。

パソコンは買ってすぐ使えるものでもない。
あれこれインストール(覚えさせる)しないといけないから、
壊れてから買いに行くのもね。

思い立ったら、すぐがいい、と昨日また電気屋に行った。

新顔はビブロフくん。
さっそくセットアップにとりかかる。

なぜ、パソコンにあだ名を君付けでつけるのか。
わたしの愛用のワープロはカシオだった。
「オ」がついて男の子の名前みたいだから、君付けにしていた。
以来、キーボードのあるものは君付けにしている。

さて、待ち時間にダイナくんに電源を入れて調子をみようとすると。。。

待ちうけ画面が現れたとたん、真っ黒になり
白い文字が映画のエンディングのように現れた。

８年間どうもありがとう。
使いの荒いパートナーによく耐えてくれた。


最期にニコちゃんマーク三つが出て消えた。