069803 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

とんかのクローゼット

とんかのクローゼット

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Calendar

2008.12.02
XML
カテゴリ:つるの日記

さてさて、かめ太郎とキジは鬼が島をめざしてどんどん進んで行きました。

どんどんあるいていくと、そこには大きな湖がありました。

そして、そのむこうにとても大きなお城がたっておりました。

「あのお城がぁ有名な鬼が城じゃないのぉ?」

とキジが言った。

「なにそれ。」

「え~知らないわけぇ?鬼が島の鬼には大きく分けてぇ、4つの軍隊があってさぁ、

「菓取隊」「城守隊」「住鬼隊」「鬼主隊」てゆうのがあってぇ、

意味は漢字の意味と一緒。たとえば「菓取隊」は菓子を取るだから菓子をとる軍隊ってわけぇ。

それで鬼が城にはその軍隊を仕切っている鬼が島の王が住んでるんだってぇ。」

「はいはい、なっが~~~いお話本当にどうもありがとうございます。」

かめ太郎は長い話に飽きてもう湖を渡っていた。

「ちょっとぉ、あたしを置いて湖渡っちゃうとか信じらんないんだけどぉ・・・」

キジも急いでかめ太郎のところまで飛んで行った。

「行くよ。」

かめ太郎はちいさな声でキジに言った。

鬼が城は思ったより、というよりとっても小さくて、大人1人入るのが限界ってぐらい小さかった。

「ないこれ。」

かめ太郎はあきれてなにも言えなかった。

「こんなののためにここまで・・・・あたしの苦労っていったい・・・」

そこへ軍隊がやってきたがかめ太郎もキジも気づかなかった。

なにしろ軍隊はありぐらいの大きさだったからだ。

かめ太郎が一歩歩くと軍隊は悲鳴をあげて倒されてしまった。

「ぎゃぁ~~~~~」

「・・・?今何か聞こえた気が・・・」

「うぅ・・・ぐるじい・・・だずげでぐれ・・・」

それは鬼の軍隊が叫んだ声でした。

でもかめ太郎はきづかず帰って行きました。

かめ太郎に倒されてしまった鬼たちはもう悪さをしなくなりました。

もちろんかめ太郎に倒されてしまったからです。

かめ太郎たちはいつまでも、いつまでも幸せに暮らしたらしいです・・・

(完)






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2008.12.02 22:21:30
[つるの日記] カテゴリの最新記事


Freepage List


© Rakuten Group, Inc.
X