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カテゴリ:つるの日記
「六本木」と書いた立札を持って、ドナルドはキャサリンを連れて老人ホームに行きました。 あれだけ老人ホームが嫌と言っていたキャサリンがどうしておとなしくドナルドについてったかというと、キャサリンはもう年でだいぶボケていたので、ドナルドが 「この近くに、六本木ヒルズが増えたらしいんだ。 母さん、そっちの方に引っ越したらどうかな・・・ ドナルドはその方がいいと思うな。」 というと、 「新しい六本木ヒルズかい?よし行こうかね。」 といってキャサリンはついてきたわけです。 さて、そうしてドナルドはキャサリンを老人ホームに連れて行きました。 そして「六本木」と書かれた看板を老人ホームの立札の前にたてました。 するとキャサリンも 「ここかい?あとはあたし一人でも大丈夫じゃよ。」 と言って老人ホームを六本木だと思いこんでうれしそうに老人ホームに入って行きました。 しかしドナルドは少し悩みました。 だましてまでキャサリンを老人ホームに入れる価値はあったんだろうか・・・? 「ドナルドは、悲しいな・・・」 ドナルドはキャサリンがまた本物の六本木ヒルズに住めるようにしようと思いました。 ・・・というよりそうしなければいけない気がしたのです。 そこでドナルドはいいことを思いつきました。 「ドナルドは、天才なんだな♪」 そしてキャサリンとまた同居を始めました。 でも今度ははじめより2人増えていました。 そうです。 ドナルドの奥さんと子供です。 孫のできたキャサリンはもういろいろ文句を言ったりしなくなりました。 「ドナルドは、やっぱり天才なんだな♪」
こうしてドナルド一家は幸せに暮らしましたとさ・・・ ランランルーーーーー\(^o^)/ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.02.24 18:07:37
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