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テーマ:ゲーム日記(30985)
カテゴリ:すばらしきファミコンの世界
「すばらしきファミコンの世界」、第2弾は「さんまの名探偵」!
突然だが、私は「桂文珍」がキライである。 その決定的原因となったのが、ファミコン用ソフト「さんまの名探偵」なのである。 「さんまの名探偵」は、パートナーの探偵「明石家さんま」とともに、 とある殺人事件を解決へと導く推理アドベンチャーゲーム。 明石家さんまの他、吉本興業のタレントが多数、 色々な役どころでゲーム中に登場する。 ちなみに、桂文珍は「殺人事件の被害者」役であった。 当時のファミコンのアドベンチャーゲームにありがちな、 「不条理な謎」も少なく、スムーズに先へと進めることができたので、 非常にゲームの「テンポ」が良かった。 また、おちゃらけた雰囲気でありつつも、 ストーリーにピシっと一本筋が通っているので、 最後まで「プレイヤーを引っぱってくれる」力を持った作品なのである。 私も、友人からカセットを借りた時には、その面白さに夢中になり、 毎日色々考えながらプレイし、徐々にストーリーを進めて行ったものである。 そんな「さんまの名探偵」を楽しむ日々の中、私に 「衝撃的な事件」が起こったのである。 ゲームの進行度としては、半分を過ぎていよいよこれから 佳境に入ろうかというところぐらいだったと思う。 たまたまテレビで「花王名人劇場」という番組を観ていたら、「桂文珍」が登場。 この日は落語ではなく漫談をやっていたのだが、 「そういえば、最近ファミコンで『さんまの名探偵』というのが出てましてな。 あれに私、出てますのや。」と、話題がなんと「さんまの名探偵」に。 正にそれを楽しんでいる真っ最中だった私は、 「おっ、何を話してくれるのかな?」と興味津々で聞いていたところ、 次の瞬間、文珍 「私、>吉本の社長<に殺される役なんですわ。なんで私、 >吉本興業にさんざんこき使われた上に<殺されなあきませんの?」 観客の笑いは取っていたが、私は笑うどころかテレビの前で固まってしまった。 ・・・・・最悪のタイミングでの「ネタバレ」である。 この日以来、私は「桂文珍」がキライである。 ※文中、念のため伏字にしてある部分> <があるので、見たい方は その部分を反転してもらいたい。また、文中の「関西弁」については 完全な「自己流」なため、その辺はご容赦いただきたい。 「さんまの名探偵」 [メーカー]ナムコ [機種]ファミリーコンピュータ [発売日]1987年4月2日 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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