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テーマ:ゲーム日記(30999)
カテゴリ:すばらしきファミコンの世界
さて、いきなりだが問題。
ファミコンに参入した任天堂以外のソフトメーカー、いわゆる「サードパーティ」で、 ソフトの発売が1番早かったのはハドソン、2番目はナムコ。 では、3番目はどこのメーカー? そして、そのソフトとは? ・・・タイトルに書いちゃってるからもうお分かりだと思うが、 答えは、「ジャレコ」の「エクセリオン」なのである。 実は、私もこの事を知ったのはつい最近で、 ハドソンとナムコが早かったというのは印象深いのだが、 その次が「ジャレコ」というのは、正直意外であった。 ちなみにこの後、タイトー、コナミ、とビッグネームが続く。 「エクセリオン」は、アーケードからの移植作で、 とにかく敵を撃ちまくるシューティングゲームなのだが、 他のシューティングゲームと比べて色々とユニークな面があるソフトである。 まず、「自機の慣性飛行」。 十字キーを押してもすぐにその方向には向かわずに それまでの勢いが残って動いていまうので、敵キャラや敵弾の動きを予測しつつ、 移動したい方向を早め早めに決めて十字キーを入れていかなければならないのである。 もう1つが「デュアルビームとシングルビームの使い分け」。 自機には、2発同時に発射するデュアルビームと、 同時発射は1発ながら連射ができるため威力絶大のシングルビームが搭載されている。 しかし、デュアルビームは弾数が無制限なのに対し、シングルビームは ゲーム開始時には50発しか所持していない。 シングルビームは、デュアルビームで敵を1体撃破するごとに 1発ずつチャージされていく。 デュアルビームで耐えしのぐ場面と、シングルビーム連射で敵を一掃する場面、 それらを的確に認識して、武器を使い分けていきたいところである。 先に書いた「ユニークである」ということは、言い換えれば「他にはない」ということ。 他のゲームと違うプレイ感覚はどうしても慣れが必要になってしまうのだが、 私はこのユニークさがすっかり気に入ってしまい、アーケードとファミコン版、 どちらもかなりプレイしたものである。 このファミコン版は、多少背景がゴチャゴチャしていて見づらい部分はあるものの、 アーケード独特の特徴をキチンと盛り込んであり、 移植版としてはなかなか楽しめる内容となっている。 「ジャレコ初のファミコンソフト」を飾るものとしては、まずまずと言っていいだろう。 「エクセリオン」 [メーカー]ジャレコ [機種]ファミリーコンピュータ [発売日]1985年2月11日 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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